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剣物語  作者: 渋谷かな
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夢は誰にも奪えない

「絶対に許されないぞ! クロム!」

「こい! 救世主様! 悪夢の世界に誘ってやろう!」

 遂に救世主様と悪夢の剣騎士クロムの戦いが始まった。

「くらえ! バッド・ドリーム・インバイト!」

「俺に同じ技は効かないぞ!」

「なに!?」

「この世界では、剣が全て。剣が最強。俺の剣で、おまえの悪夢を打ち破ってやる! 剣技! 悪夢斬り!」

 救世主様の剣が悪夢の剣騎士クロムの黒い馬ナイトメアを斬る。

「バカな!? 私の悪夢が破られたというのか!?」

「そうだ! クロム! 自分で戦いもせず、悪夢だけに頼ってきたおまえと、ここに来るまでに、たくさんの友や敵と戦ってきた俺との経験の差が出たようだな。見せてやる! 俺の実力を! 輝け! 俺の夢よ!」

「なんだと!?」

「おまえにも分かるだろう。俺の剣気の高鳴りが。」

「救世主様のソード・フォースが巨大になっていく!?」

 救世主様の剣の気合ソード・フォースが爆発的に増大していく。

「クロム! おまえがどんなに悪夢を見せようとも、夢を見ることは諦めない! 夢を叶えるまではな! なぜなら、夢は誰にも奪えない! 心の翼だから!」

「そんなバカな!? 夢と悪夢で、こんなにも差があるのか!?」

「夢を見ることは誰だって自由だ! その夢を悪夢に変えるなど許さないぞ! くらえ! ドリーム・ソード・スラッシュ!」

「こんな所で、こんな所で負ける訳にはいかないんだ! あのお方が見ているんだぞ! バッド・ドリーム・ソード・スラッシュ!」

 救世主様と悪夢の剣騎士クロムの必殺技がぶつかり合う。

「ウギャア!?」

 クロムの体が吹き飛ばされる。

「見たか! これが俺の夢の輝きだ! クロム! おまえが二度と悪夢を見せることができないように、とどめをさしてやる!」

「ク、クソッ!? 体が動かない!? や、やめろ!? やめてくれ!?」

「これで終わりだ!」

 救世主様が悪夢の剣騎士クロムにとどめをさそうとする。

「なんだ!? この強大な剣気は!?」

 突如、今までに感じたことの無い強大な剣気を感じる救世主様。

「そこまでだ。クロムに手を出すことは、私が許さない。」

「何者だ!? おまえもこいつの仲間か?」

「やめておけ。おまえごときの剣では、私には傷一つ着けることはできない。」

正体不明の剣騎士が現れる。

「なんだと!? そんなことは、やってみないと分からないじゃないか! くらえ! ドリーム・ソード・スラッシュ!」

「無駄だ。」

 救世主様の必殺技は、正体不明の剣騎士に剣気だけでかき消された。

「なに!? 俺の必殺技が!?」

「やめておけ、救世主様。あのお方は、あのお方こそが、伝説の剣騎士デカノーホウト様だ。」

「なんだって!? 伝説の剣騎士だって!?」

 救世主様の前に現れたのは、世界を邪悪から救った伝説の剣騎士であった。 

 つづく。

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