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レイヴンイエーガーズ 漆黒の反逆者  作者: 北畑 一矢
第1章 羽ばたく鴉
1/41

プロローグ

初めての投稿小説となりますので、よろしくお願いします。


 時は近未来――――人類は高度な発展を繰り返しながらも平穏に暮らしていた。この世界に生きる人々は、大切なものと暮らせる時間と共に平和を永久に謳歌していた——はずだった。

 突然生み出された脅威たる未知のウイルスがその平穏を奪い、時代を暗黒と呼ばれる絶望へと引きずり込んだのだ。

 強力な感染力により瞬く間に世界中へと拡大していき、避けることのできない絶対的な恐怖を人類に叩きつける。未曾有の危機に世界中の人々は目に見えない悪意に混乱し、瞬く間にパニックへと発展していった。

 それでも人類はあがき続けた。死を生み出すウイルスに屈することなく滅亡から乗り越えるために。そして、ウイルスに対抗できるワクチンの開発に成功したのだ。

 だが、それは時すでに遅し。狂い始めた歯車はもう二度と回ることもなく崩壊していった。

 その理由は、とある国の介入が絶望をさらに加速させたのだった——。



 いくつもの白い雲が浮かぶ青空。

 その雲に囲まれることなく天高く舞い上がる太陽は我々を嘲笑うかのように大地を見下ろす。天候も悪くなく、翼を広げる鳥達も自由に羽ばたいている。

 しかし、その数はやけに少なく、鳴き声もどこか寂しさがにじみ出ていた。

 汚れすら何一つ見当たらない大空と共に存在する大地はそんな感傷に浸れるほどの余裕など持っていなかった。なぜなら今、穏やかな空気とは真逆かつ緊迫な緊張感に包まれていたからだ。

 その大地からは複数もの黒煙が空を覆い尽くさんと上空へ立ち篭り、さらに土を紅く染めている血や火薬から硝煙などが噴き出ている。

 いやでも鼻につくような匂いと共に不穏な空気が流れ、銃の発砲音や爆発音など耳鳴りを起こす騒音が絶え間なく続いていた。

 もはや一般人が普通に生活するどころか、安心すら感じさせない。見るに堪えないとはこの事である。遠くから見てもそこはもう兵器という名の暴力に支配された戦場と化していたのだ。

 場所はおそらく中東に位置する地域なのか、古い時代から建てられた建物が多く並んでいた。その土地には戦場に似つかわしくもない人が暮らせる程の大きさを持った家などが多く、以前までは多くの人が賑わう国として繁栄していたのであろう。

 ところが、今では住む家が先の戦闘で跡形もなく破壊されたり、形を保ったまま一部が崩れ、廃墟と化していていたりと、もはや人が住める所など何一つ存在していない。足場もガレキなどで埋もれ、歩くことさえままならないのである。

 現在も道を防いでいる所などが存在し、その状態のまま風化したりとそこはもう国と呼べる状態ではなかった。

 その廃墟が並ぶ中で本当ならば、ここにいるはずのない中年の男が銃を抱えたたまま忙しそうに大地を駆け抜けていた。太陽の光でくっきりと男から離れないように影が伸びている。

「ハァッ、ハァッ、クソがっ……!」

 男は息を荒立てながら追われるように建物の中を通り抜け、背中を預けつつ小さな物陰に隠れた。男が息を整えた後に背中を向けたまま覗き込むとその先にあったのは、一つ目を赤く光らせ、全身が深い緑色に染まった一体の巨人であった。

 睨みつける男の瞳からは殺意やら恨みといった負の感情が泥のように混ざっていた。

 巨人の全高は十五メートルを軽く越えており、その傍に建てられていたビルの高さとほとんど変わらない。屋上から覗いても頭部が見え、また下から覗いてもその異様さに圧倒される。

 一目見ても「こんなデカイものに勝てるわけがない!」と頭によぎってしまうことは容易であった。

 巨人は今、男が殺意や恨みを含んだ視線を向けられていることに気づこうとせず、ズシンと地面を揺らすように大きな音を立てながら足を動かしていた。

 上空から見ても周囲には、それと同じ姿を持った巨人がチラホラと確認でき、同じような行動を繰り返している。

 その同じ動作を繰り返す巨人の行動は、明らかに侵略と言わんばかりに足を踏み入れているあたり、かつてそこに住み着いていた者たちにとっては迷惑極まりないだろう。

 ただ、その巨人は人と言うより機械で造られた人形に近く、中世の歴史に存在していた騎士の甲冑に似た装甲を全身に纏っていた。

 例えるとすれば、その巨人は甲冑を着た騎士がそのまま大きくなった外観である。

 だが、巨人にはなぜか騎士に似つかわしくない、人の手に余るほどの大きさを持った銃を両手で抱えていた。もっとも、甲冑を纏った巨人が存在している時点で普通ではないことが分かるのだが、サイズが異なる人間を制圧するにはもったいないぐらいだ。

 さらに巨人の左肩には鷹が翼を広げ、飛び立とうする姿が紋章として刻まれており、他の巨人にも同様に刻まれている。

 これはとある国の所有物であること、今この地に足を踏み入れているのはその国からの襲撃であることは容易に想像できるだろう。

 巨人は独特の音を立てながらその下にいる何かを探すように赤い瞳を動かし、悠然と歩を進めていた。歩き方だけでも機械というよりも人間の動きに近い。ただ、その確証を得られるのはそう時間はかからなかった。

 その巨人の背後を取るようにこの国で造られたと思われる軍用車輛が右方向から走ってきた。車輌に乗るドライバーが隙を見て巨人の背中を取ると一度停止し、後部に設置されているミサイルランチャーからミサイルが発射される。

 発射された数発のミサイルは白煙を吹き出しながらそのまま巨人の背中に突き進む。遅れて巨人も背後で起きていることに気づき、振り向こうとする瞬間、ミサイルが巨人に直撃した。

 ミサイルの直撃で大地に轟音が響き、爆発で生まれた赤黒い煙が巨人を包み込み、姿を見えなくしてしまう。相手の虚を突いた攻撃が完璧に成功したのだ。

 もし人間相手なら状況を変えられるなど容易に想像できるだろう。しかし、相手はそんな甘えなど許されるものではなかった。

 煙に包まれた巨人は煙を払うように体を後ろに回しつつ、頭部を振り向かせる。そして、何事もなかった様子で赤い目を光らせた。

 甲冑が巨人を守ってくれたように見えるのだが、機械で造られた巨人にとってこの攻撃は効くはずがないのだ。

 しかし、甲冑に隠れているため表情は何一つ出ないのだが、明らかに怒りの感情が剥き出した様子であり、その鋭い眼光が自身を怒らせた存在を射抜いていたのである。

 それに気づいた軍用車輌はミサイルでも巨人を傷一つもつけられなかったことがショックだったのか体勢を立て直すため、慌ててその場を離れようとタイヤを回転させる。同時に車体を反転させ、先ほど回り込んでいたルートを逆走し始めた。

 だが巨人はそれを見逃さず、脚部に搭載されたキャタピラを展開させる。キャタピラに取り付けられた車輪部が回転すると巨人はローラースケートのように滑走し始めた。

 地面を踏み鳴らす戦車のごとく、ガガガガッと大きな音を立てながら道端に転がっている砂利をかき分け、その巨体に似合わない速度で車輌を追いかける。その速度は自動車を軽く追い越すほどであり、軍用車輌でも引けを取らない。

 接地が悪い地面など大きな障害を難なくと突き進み、自分達に反抗する敵に迫るその姿はまさに重戦車そのものに相応しかった。巨人が生み出す恐怖が車輌に乗り込む襲撃者たちに襲いかかる。


 砂 ぼこりと小石が地面から巻き上がる中、巨人は滑走しながら銃を両手で構えると車輌へ向けられた銃口から多数の弾丸が放たれた。弾丸はそのまま車輛に直撃し、車輌に載っていた襲撃者たちごと爆散させる。


 残ったのは爆散された車輛の装甲の一部と、爆発によって生まれた灰色の煙が上空に向かって立ち篭るだけであった。

 それは命の炎が天へ登っていく様ではあるが、素直に喜べるわけがないだろう。その姿はまさしく小さなアリが巨大なゾウに無謀にも立ち向かう姿に等しく、決して抗うことすら意味のない圧倒的な"差"を物語らせていた。

(ムダに決まってんだろ! その武器じゃ……!)

 物陰に隠れながら先程の戦闘を見ていた男は、心の中で悪態を吐きつつも巨人に睨みをきかしていた。

 いや、今のは明らかに戦闘ですらなかった。これはただの一方的な蹂躙であり、不用意に抗った者たちが強大な力を持った巨人によって屈服された結果であった。

 弱き民を守護する役割を持つ騎士とは大違いである。

 当然それに逆らった者は容赦なく命を散らすことになり、力を持たない弱者はその力を前にして、ただ震えるだけである。悲惨極まりないとはこの事だろう。

 しかし、男は巨人の力を目の当たりにしても抗う心を失ってはいない。

 だが、迂闊に前に出れば先程と同じ最後を辿ることになり、身動きが取れず、巨人が通り過ぎるのを必死に願いながら、見過ごすことしかできなかった。

 巨人はその視線に気づくことなく、目の前のものに夢中となっていた。顔に出ることはないが、おそらく怪しい笑みを浮かべているはずだ。

 なぜなら、この戦場は既に人間と敵対する巨人たちによって支配されていたからだ。

 騎士の甲冑をまとう巨人の名は『シュナイダー』。ガルヴァス帝国が独自に開発した人型機動兵器である。

 それは新型の動力機関である『ギャリアエンジン』を動力源とし、戦車や戦闘機など既存の兵器を軽々と凌駕する性能を発揮するなど、帝国独自の革新的とも言える技術が詰め込まれた機械巨人だ。

 それを製造したガルヴァス帝国とは、高い経済力と技術力を保有し、中でも高い軍事力を持つが故に周辺の国々から恐れられた世界有数の大国である。

 その帝国は今、この国で活動している反抗勢力(通称『レジスタンス』)を鎮圧させるための兵器として投入し、反抗勢力の鎮圧を実行している最中であった。

 ディルオスが状況を把握するメインカメラである赤い一つ目を動かす中、男は未だにその視線を逸らすように物陰を背にして隠れていた。

「ガルヴァスの連中め……いつまでも思い通りなると思ったら大間違いだっ!」

 男はこのまま隠れるわけにはいかないと痺れを切らし、ディルオスが自分から視線を逸らしている今、気づかれないように物陰に隠れながら、その場を後にしようとする瞬間、

「ゴホッ、ゴホッ」

 と激しく咳き込み、急ブレーキするように足を止めてしまう。

 もちろん、上から見下ろすディルオスに見つかることなく左手を口に抑え、音を極力出さないようにしていた。

 砂埃などを含んだ戦場の空気で咳き込むことは少なくない。唐突に砂といった小さな異物が口の中に入り、喉を痛めたりするからだ。

 だが、男は何かを吐き出したことを感じていたらしく、おそるおそる抑えていた左手を見ると掌が赤黒い液体のようなものに染まっていた。

「!!」

 男はそれがなんなのかすぐに理解した。その手にある液体は戦い続けた勲章のようなものではなく、この世界を最も危機に晒しているものであり、早く対処しなければ自分の命に関わるのだ。

(今まではこんなことなど……まさか"感染"したのか!?)

 男は口を歪め、追い払うようにまた足を動かすが体に針をつつかれたような痛みが絶え間なく続き、その痛みが男をさらに苦しめる。

 それは間違いなく"死"が近づいていることを理解させるには十分だった。

 男は予想だにしない、二重の意味で危機にさらされることになり、両方対処しなければならないという問題を抱えつつ、改めてその場を退散しようとした。

 ところが、その様子をディルオスの胸部に位置するコクピット内で、熱を感知する熱源観測装置(通称:サーモグラフィー)を利用しつつモニターを確認していたシュナイダーを操縦する搭乗者(通称『アドヴェンダー』)によって察知されていたのである。

「我々に歯向かうアリ共が……! 抵抗が無意味だということを分からせてやる!」

 アドヴェンダーはレバーに付いてあるスイッチを押し、ディルオスの脚部にあるキャタピラを展開させる。レバーを前に押し出すと逃走している男に向けて滑走を始めた。

 男も何かを感じたのか一度足を止めて後ろを振り向くと、ディルオスが自分を追いかけていたのである。それに気づいた男は足を止め、銃をディルオスに向ける。

「チクショウッ!!」

 そのまま男が発砲した銃弾は滑走を続けるディルオスに命中したがまったく傷一つ付かず、ダメージにもならなかった。

「そんな古い武装でシュナイダーを倒せると思ったのか!」

 アドヴェンダーはお返しと言わんばかりに右手にある専用の"マシンガン"を両手で構え、男に向けて多数の弾丸を撃ち込む。

 撃ち込まれた弾丸は容赦なくその標的である男に襲いかかるが、男はそれをすべて避けると弾丸は真っ先に地面に打ち込まれ、土砂が火山の噴火のような形で舞い上がっていく。舞い上がった砂が視界を狭めていく中、男はお構いなしに逃走を続けた。

 ディルオスも男を追跡するが、今度はマシンガンを構えたまま弾丸を撃ってこなかった。

 走りながら肩越しでチラッと見かけた男は逃げ切れるチャンスだと思い、襲いかかる死を振り払うかのように全速力で走り続けた。

 しかし、ディルオスのアドヴェンダーはある思惑を抱えていた。

 なぜなら、今ここで殺すことなど容易いがそれでは意味がないと判断したからだ。そこで、銃口を向けたまま男を見失わないように距離を保ったまま追跡することを決行したのだ。

 それに気づくこともないまま逃走し続ける男は、いつの間にか犯行勢力を割り出すための餌にされてしまった。

 男は走り続けていた道路の正面に佇んでいた別のディルオスを発見し、前方と後方を塞がれる。前方にディルオスがいたのはまったく偶然であるが、男にとっては挟み撃ちにされてしまったのだ。

 そのディルオスが自分の姿を確認したようで、銃口を自分に向けようとするが、身の危険を感じた男は右方向に建てられていた二つの廃墟を挟む道路を視界に捉え、すぐさまそこに駆け込んでいった。即席ではあるのだが、ここならすぐに撃たれる心配はなく時間稼ぎにはなると判断したからだ。

 一方、男を追いかけていたアドヴェンダーは、そのまま男を挟み撃ちしていたディルオスと合流した。

『クソッ! ネズミみたいにチョロチョロ逃げやがって!』

「奴を追いかけるぞ! ただし、弾は当てるなよ」

『? どういうことだよ』

 ディルオスはあからさまに男を始末しない提案に疑問を抱くが、アドヴェンダーはある提案を思いついていた。このまま男を追いかければ、やがて奴の本拠地にたどり着く――そんな妙案を考えたからだ。

 このままエサを泳がせば大物にたどり着けることは確かに一理あり、反対する意義もない。テロリストを包囲が容易にできるのだ。その提案に頷いたディルオスはアドヴェンダーと共に男の追跡を続ける。

 未だ逃走を続ける男は知らずのうちに案内人とされてしまったのだ。

 一方、男は度重なる逃走で息を激しく切らすが、再び道路へ抜け出した。二機のディルオスに発見されるものの、そのまま追いかけっこを続けた。

 仲間がいる場所に繋がる巣穴へと導くように男を追いかけていたアドヴェンダーは余裕を浮かべたままだったが、すぐに気付くべきだった。その過信が己を殺すということを。

 男が半壊したビルを通るといきなり口元に笑みを浮かべ、右手に持っているスイッチを親指で押す。その瞬間、半壊したビルにあった柱が突如爆発し、倒壊を始める。その時、ディルオスのコクピット内で、突然アラートが鳴り響く。

「!!」

 アドヴェンダーはその警報を知ると一旦ブレーキをかけ、その場に停止した。そのまま視線を上に向けると、頭上から巨大なビルの破片が落ちてくるのを確認した。アドヴェンダーはその場から逃れようと、自分と共にいたもう一体のディルオスに向けて指示を出す。

「何ィ!? た、退避っ!」

『!』

 そのディルオスは指示の通りに後退するが、破片は二機がその場から逃がさないように重力に任せて落下し、逃げ場を塞いで閉じ込めてしまう。

「バ、バカなっ!」

 アドヴェンダーは再び上を向くが、その先には巨大な破片が頭上へそのまま落ちており、ただ立ちすくむしかなかった。

「我々が、こんな子供だましに――!!」

 アドヴェンダーの絶叫が木霊する中、ディルオスはそのまま破片の下敷きとなって煙を巻き上げる。一緒にいたディルオスもその巻き添えを食らい、破片に埋もれてしまった。

 その煙は長く続き、視界が晴れると崩壊したビルはそのまま道路を塞ぐ鉄の山となる。一方、男は破片が落ちてくる時、もう一方の半壊した建物の物陰に隠れていた。

 実は男は逃げていたのではなく、自分が囮になってディルオスを爆弾が設置されたビルのところまで誘導させ、先の通りにビルの下敷きにさせたのだ。いくらシュナイダーが頑丈に造られていても、強い衝撃を与えればコクピット内のアドヴェンダーもただでは済まない。相手の過信が招いた結果と言えよう。

(どうだ、そんなデカブツなんか持ってくるからこんな目に遭うんだ! いくら性能が高かろうとこれじゃ意味ねえだろ!)

 物陰に隠れながら男は今の自分の体の状態を忘れたまま心の中で高笑いする。ある意味、傷つきながらも敵に一矢報いた結果である。だが、それは一種の過信にも取れた。

「?」

 男は何かに気付いたのか、ゆっくりと後ろを振り向いてみるとそこには、また別のディルオスがマシンガンを向けたまま待ち構えており、それに驚愕するしかなかった。

 一つの油断が危険を招く。まさにそれを証明させてしまい、もはや逃げられないと悟ったのか、男は怒りの表情となり、銃をディルオスへ向ける。

「クッ、ソォォォ!!!」

 男の叫びが周辺に響く中、ディルオスはマシンガンを男に向けて発砲する。その発砲が止むとディルオスは左へ頭部を動かし、何事もなかったかのようにその場を後にした。そして、地面には鮮やかな赤い液体だけが静かに流れていた。



 この日も、大地を支配する巨人を操る彼らにとって、無駄にも見える命が儚く消えた瞬間。


 そして、これが滅亡を回避できたはずの人類に訪れたさらなる絶望だった――――。


この作品の代名詞と呼べる機動兵器が登場し、その力を見せつける形で終わらせました。

自分では、この話が人間と兵器の違いを表すようにしています。後々、新しいシュナイダーも出しますので楽しみにしてください。


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