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 脱出後、四人を乗せて走り出したクラシックカー。


 後部座席に季人とセレン。 マリアンは助手席に座り、ゼリアスの運転でロズベルグ家の屋敷へと向かう。


「ウィル、その後の進展は?」


『ああ、とりあえずエルドリッジが入国した形跡は見つけたよ』


「はやっ。 マジか?」


『今詳細を送る』


 ウィルから季人のスマートフォンにデータが送られてくる。 そこには、輸入に関する品目の詳細がカテゴリー分けされて表になっていた。 それがギリシアからの物だということは、とりあえずこの際置いておく。


 上から順に目を通していくが、どれもが一度は目にしたこともあり、口にしたこともある飲食品ばかりだった。 表記の名前が赤で反転されている部分でスライドを止める。


「ワイン、オリーブオイル……。 どういうことだ?」


『その量を見てくれ……』


 右に表記をスライドさせ、その量を確認した。 その数字に、季人は目を見張った。


「……千トン!?」


 輸入業界に関しては疎い季人だが、運び込まれる量としては多すぎるということは分かる。 恐らく、本当に運び込まれたのは違う物だろう。 きっと、食べ物ですらないはずだ。


『それがここ一週間でギリシアから日本に入ってきてる。 ただ、その搬出先までは特定できなかった。 だけど、港じゃない事だけは確かだ。 そんな物が何の申請も無く浮かんでいたら、一目で異様だと分るからね』


 護衛駆逐艦エルドリッジの総重量は通常時で約千二百トン。 最大積載時で約千五百トン。 しかしこの実験には武装する要素は一切排除されていると思われる。 つまり、弾薬やその他備蓄材料、そして砲塔など武装として必要な装備は取り外されているとみていいだろう。 それらを考慮すれば、千トンという数字は十分確信できるものだ。


 エルドリッジ。 もしくは、それと同型艦に近いものが、既に日本に入港しているのは間違いない。


「……いや、違うな」


 だが、季人は入港という意味合いを否定した。 そもそも一週間以内に数回に分けて輸入されてきたという事は、その船体が丸々運び込まれてきたのではないはずだ。 大体、そんな歴史的、オカルト的な駆逐艦なら、日本に来航している時点でニュースにならない方がおかしい。 ネットにすら上がらないのは、まずありえない。


 だから、極論だが、別に置いておく分には海上でなくてもいいのだ。


「なら、陸地で……」と考えを整理するように季人は呟いた。


 当時を完全に再現したいのであれば、はやり大量の水が必要なはずだ。 となれば、場所は絞る事が出来る。


「だけど、それだけ巨大な物を浮かべる事が出来る場所となると……」


 そして、ウィルもその考えには行き着いていた。


『初めはダムが有力だったんだ。 だけど、国内のどのダム施設にも、エルドリッジらしいものは確認できなかった」


 確かに、水には事欠かない場所だろう。 そして、その全てをウィルが調べたというのなら、確かにそこにはないのだろうと季人は判断する。


「だけど、事実日本に運び込まれているのなら、必ずエルドリッジの一部が運び込まれる痕跡がでてくるはずだ」


 オリーブ一つなら見つけられないだろうが、分解されていようと、入管を通ったのは艦なのだ。 大型のコンテナだろうがタンカーに積まれていようが、どこかへ移送させるには必ず目に見える形で痕跡が残るはず。 資料であれ肉眼であれ、それが観測されていないなど、それこそ考えられない。


「東京湾の屋内停泊場は?」と季人が口にする。


「それは私たちが調べました。 ですが、造船ドッグを含めてどこにもそれらしい艦影はありません」と助手席から振り返ったマリアンが答える。


 それを聞いて額に手を当てて溜息を漏らす季人。


「まったく。 一体どこへ……」


 もうあまり時間は無い。 トラヴィス達はこれ以上邪魔が入る前に、実験を始めるはずだ。 今頃季人を拷問しようとしていた男からも連絡は入っているだろう。 リスク回避するのであれば、早々に事を起こすに限ると考えるのが普通だ。


「……雨が降ってきました」


 セレンが窓の外に着いた水滴を内側から指でなぞる。


 天気予報は見ていなかったが、この感じならどしゃぶりにはならないだろう……。


「どしゃぶり……っ」


 そう呟いて、決してあり得ないわけじゃない選択肢が季人の脳内に浮上した。


『なるほど……外郭放水路か』


 それはウィルも同様だったようだ。 季人が想像していたものと同じ回答を口にした。


「外郭放水路って、なんですか?」と、セレンが聞く。 それに答えたのはゼリアスだった。


「外郭放水路とは、大雨や河川の決壊に対する災害に対して、反乱のしやすい地域や水捌けの悪い都市圏に用意された防災設備です。 地下に広大な空間を用意し、そこへ大量の水を逃がすことによって被害の拡大を防ぎます」


 一度だけ、埼玉県の外郭放水路に見学をしたことがある。


 地下神殿とも呼ばれ、大きな柱がいくつもそびえ立ち、映画やPVの撮影などに使われる、広大な地下空間。 そういった施設ならば、大量の水も空間も確保できる。


「だけど、そんな大きな船を、その……外郭放水路の中に、どうやって入れるんですか?」


 セレンの疑問の答えは、先にウィルから提示された資料をもとに、季人には答えがでていた。


「あれだ、ボトルシップの要領だろ」


 ボトルシップ――瓶の中に船の小さな模型が入った工芸品。


 二百年以上前から存在する、もとは船乗りの趣味が発祥と言われている趣向品。 その作成法は、簡易的な物であれば、瓶の底を切断し、完成した船の模型を入れて蓋をする。 だが、本格的なボトルシップ……個人が趣味でも作るようなものとなると、ボトルの口から、小さな部品をピンセットで摘まみながらボトルの中に居れ、その中で組み立てるのが主流だ。 


『うん。 まさに、中で組み上げたんだろうね』


「だとしても、この短期間によく形跡も残さずに組み上げましたな。 確かに、各所をユニット化して、早期に組み上げられるようにしていたのかもしれませんが……」と、ゼリアスがもっともな事を口にした。


 トラヴィスがワールドアパートに……ウィルに依頼をしてきたのは、今から一週間前。


 だが、普通船を作ると言ったら一週間では無理だ。 それこそ、駆逐艦ともなれば年単位かかってしまう。


『ゼリアス氏の言う通り、どれだけ細分化されたユニットなのか分らないから何とも言えないけど、普通なら一週間やそこらで組みあがるものじゃない。 人手もかなり必要のはずだ。 だけど良く考えてみれば、僕達は実際にフィラデルフィア計画に何が必要なのか詳細までは分っていない。 駆逐艦があればいいのか、発電能力を有する動力機関があればいいのか、水上でなければならないのか。 もしかしたらこの千トンという数字は、全てがエルドリッジを占める物ではないのかもしれないね』


「張りぼての可能性もあるっていうのか?」と季人が言った。


『流石にレーダーや砲塔、乗務員の部屋とかキッチンが必要だとは思えない。 喫水を調整するためのバラストも、区画を仕切る壁だって、実験には意味が無いんじゃないかな』


「ていうかさ、どうしてまだ船が必要なんだ? 当時はニコラ・テスラのフィラデルフィア計画に便乗する形をとったから、結果的にエルドリッジが対象に上がったんだろ? 今回は別に必要ないだろ?」


『ああ、それなら簡単な考察が出来る。 僕はテスラコイルによって船体から磁場を消失させる時に及ぼす範囲効果が、質量体の転移と密接な関係があるとみてるんだ。 だから、今回も可能な限り当時の状況を再現する必要があると思えば、不思議なことじゃない。 というより、むしろ納得さ。 ラーキンは言っていただろう? 当時、邪魔さえ入らなければって」


「つまり、効果範囲に関係しているエルドリッジの側だけでも、意味があるってことか……」


『そういうこと』


 磁場消失を目的としていた実験では、実際にレーダーから船の全ての反応が消失した。 それはつまり、テスラコイルの影響がエルドリッジの全てへ干渉していたという事になる。 つまり、カルディアのアシストとしてテスラコイルは作用しており、船体を覆う反応を当時により近づけるのであれば、早い話、側が同一のものが用意できればよいのだ。


「では、仮にその外郭用放水路にエルドリッジがあるとして、一番可能性が高いのは……」とマリアンが顎に手を添えて俯く。


「フレイザー様、今各地にある施設の中で、雨も降っていないのに消費電力が平時よりもあがっている場所はいかがでしょう?」と、ゼリアスが案を上げる。


 確かに的を得ているかもしれない。 現在はまだ小雨程度。 この程度の雨量ではそういった施設は稼働しない。 だが、何らかの設備が稼働している場所があるのなら、決して切り捨てるべき可能性ではない。


 それに対する答えが、直ぐにウィルから帰ってきた。


『中野区にある、神田川環状7号線地下調節池。 二十四時間稼働している施設とは言っても、電力消費量が三時間前から倍になってる。 それに、ここ最近雨が降った際に稼働している形跡はあるんだけど、そのあと、排水作業が行われている気配が無い』


 排水されていない大量の水が用意されており、もうすぐ夜明けを迎えようとする時、雨が降る前から施設が何らかの理由で稼働していた。 で、あるのなら……。


「……こりゃまた勝手知ったるご近所だな。 この前昼飯をその辺りで食ったよ。 あ、ゼリアスさん、ちょっと飛ばしてもらえる?」


「かしこまりました。 皆様、お捕まり下さい」


 この際、道公法を守っている場合ではない。


 獅子の心臓が動き出す前に、なんとしてもエルドリッジの下へ行かなければならない。


『あ、それと季人。 セレンにヘッドフォン預けておいたから、出るときは無線のヘッドセットじゃなくてそっちを使ってくれ。 あと、スタングローブもね』


 セレンから受け取ったそれは相変わらず配線がむき出しのウィル御手製“言葉が奔ったヘッドフォン”。 もとい、改名されてセレン・ドライバーと名づけられた。


 そして、ハッキングツールとして作られたが、未だに本来の用途として使われていない“今はこれが精一杯グローブ。 略してイマコレグローブ。 そして、今はスタングローブとして名前が定着した。


 前者のセレン・ドライバーへと改名された経緯は、彼女の能力を元にして生まれたシステムセイレーンの技術が組み込まれていることもあって、議論の末&ネーミングセンスからくる多数決の結果だった。


 スタングローブは本来ハッキングツールとして製作されたが、サウンドメディカルの一件でその使用方法が対象をぶん殴って高圧電流を浴びせる利用方法しか活躍しなかった為、この名で定着した。


『分ってると思うけど、緊急時以外はセレン・ドライバーの緊急ボタンを押さないでくれよ。 いいかい、緊急の時だけ押してくれ』


 ウィルにしては珍しいくらいに念を押してくる事に、季人は苦笑いを浮かべた。


「そんなに言わなくても分ってるって」


「季人さん、ウィリアムさんは緊急時じゃないのにボタンを押した時の事を言ってるんだと思いますよ」


「……それも分ってる」


 セレンが言った通り、季人はセレン・ドライバーが完成した時、好奇心を抑えられずに何の躊躇も無くボタンを押した。


 結果、その効果を存分に堪能した後で痛いしっぺ返しを食らったのを季人は身を持って味わった。 その効果は、使いどころ次第で窮地を脱する可能性を秘めてはいるが、何事も万能ではないと思い知った。


 そして、恐らくこれを使う事になるだろうなと……季人は頭に装着しながら胸の内で呟いた。




 ――― 神田川環状7号線地下調節池。



 地下五十メートルに位置し、神田川をはじめとする三つの川から流れ込む大量の水を流入させる事が出来る治水設備。


 そこに、アメリカ海軍が生み出したキャノン級護衛駆逐艦、エルドリッジが収められているかもしれない。


 仮に、今ネット掲示板にそんな情報を流したとしても、飛びつく物好きはいるかもしれないが、実際、誰一人として信じないだろう。


 だが、季人達はそんな荒唐無稽な事実を信じて向かっている。


 ウィルが引き続き調査した結果、その調節池は、巨大なトンネル状に掘られてあり、全長は4.5キロメートル。 内径12.5メートル。 貯水量は54万㎥


 そして、エルドリッジの全幅は……11.2メートル。


 艦載されている余分な設備を取っ払い、主要な部分さえ用意するのであればその船体はすっぽりと収まってしまうだろう。


 施設の入り口に到着した季人達四人は車を降り、足を止めずに入り口をくぐる。 


 二十四時間体制の施設は常に明かりを絶やさず、人員もローテーションを組んで災害を防ぐために目を光らせている。


 各所のモニターや計測器、それらが集められた中央監視操作盤のあるコントロールルームの直前まで来たとき、全員はその足を止めた。


「三人……てところか」


 部屋の様子を僅かに顔をのぞかせて観察する季人。 だがそこに居た者たちは、この施設の職員ではなかった。


 操作盤を管理している者、モニターを見ている者、バインダーに挟まれた資料に目を通している者。 傍から見れば、通常業務をこなしているように見える。 しかし彼らは誰一人作業着は来ておらずスーツ姿。


 服の上からでも分る脇のふくらみは、恐らく銃のホルスター。 虚を突いて真正面から行っても、少なからず被害が出そうだった。


「……任せてください」


 セレンが手にしていたフルートを季人に示して返答を待たずに前に出た。


「セ、セレンさん!?」


 小声だが驚いた表情で手を伸ばすマリアンを、季人は手で制した。 ただうなずいて、マリアンとゼリアスに大丈夫だと目配せした。


「ワールドアパートの秘蔵っ子は、この程度の人数修羅場の内にも入らないって」 


 ギリシア人にはギリシアの怪物を。


 セレンの力。 セイレーン効果は、聴いたもの、近くでその波長を浴びたものの中枢神経に作用し、自律神経、交感神経のみならず、時に精神にまで干渉する能力。


 不特定多数の対象を可能としたその力は、非殺傷能力でもあり、身体能力向上にも利用できる。


 そして、ただ一つ言える事は、彼女の能力に対して先制、ないし対処手段を用意していない場合、その音色に心を奪われ、溺れる事になる。


「少し下がって、ヘッドセットは絶対にはずすなよ」


 マリアンとゼリアスが頷き、その場から少し後退したのを確認してから、季人はセレンに合図を送る。


 そして、セレンの演奏が始まる。


 彼女の体から発せられる波長が管楽器を通し、空気を伝わり、無限の波長が生まれる。


 生粋の船乗り達が聞き惚れ、海の底へいざなわれ、英雄が船体に縛り付けられてでも聞きたかったその歌声から懐けられた彼女の力。


 室内の三人は突発的な事態に対して即応性は高かった。 突然現れたフルートを吹く少女に一瞬気を削がれたが即座に拳銃を懐から引き抜いた。


 そして、それで全て終わった。


 虚ろな瞳と共に脱力した男達の手から拳銃が滑り落ちる。 その間、演奏の導入部すら終わる間もなかった。 それを確認したセレンが、部屋の外で待機していた季人達の下へ戻ってきた。


「終わりました」


「相変らず、問答無用だなその力」


 一度その効力を身を持って味わったことがある季人からすれば、この結果は分りきっていたものだった。


 しかし、その後ろに控えていたマリアンとゼリアスは依然その表情に驚きが混じっていた。


「これが、セレンさんの力……」


 テラスで一度、間接的にその片鱗を味わったことがあるマリアンは改めて驚愕する。


 ちなみに、控えていた三人はヘッドセットからノイズキャンセラ―が発揮していたため、影響を受けなかったのだ。


「聞きしに勝るとは、まさにこの事ですね」


 やはり調査済みだったのか、ゼリアスは落ち着いた声で納得する。


 季人とウィルはセレンの力を隠してきたが、様々な背後関係を調べていくうちに、何らかの形で知られていたのかもしれない。 ロズベルグ家の諜報能力がどの程度の者かは分らないが、曲がりなりにもセレンは大企業に属していたのだ。 完全に隠しきることは難しいのかもしれないと季人は嘆息した。


「まずは、ウィルの五感を確保しよう」


 季人は持ってきていたフラッシュドライブをコントロールルームの操作盤に備わっていたソケットに差し込む。 すると、モニターには幾重にもウィンドウが重なって現れ、プログラミング言語が高速で処理されていく。


 そして、全てのウィンドウが逆まわしに閉じていくと、中央に小さな枠が開き、ウィルのリアルタイムカメラが映し出された。


 『よし、大体システムの方も掌握した。 貯水池に向かう場所までは、特別なセキュリティーはない。 あと、この施設からではないけど、別の水路から経由されて搬入された記録に、ギリシア大使館からの荷が確認できた。 間違いない、ここにあるよ』


 相棒からのお墨付きが出た。 となれば、後は進むだけだ。


 あとどれだけ時間が残されているのか分らない。 早手回しに動いていく必要がある。


『出来れば、この場に一人残って不測の事態に備えてほしい。 ここからしか僕を中継できないから、この場を守ってほしいんだ』


 全体を見通すウィルのサポートは絶対に必要だ。 それが失われるという事は、始めての施設で、しかも何も情報が無いこの環境に置いて、大海で羅針盤を失うに等しい。


『僕としては、セレンに残って欲しい。 セレンの力なら、この施設に侵入者が入り次第その力で、近寄る者を無力化できる』


「分りました。 では、私はここに残ります」


 手にしたフルートを胸元に掲げて首肯したセレン。


「ゼリアス、あなたもここでセレンさんを守ってあげて」


 それを見て、マリアンはゼリアスにセレンの護衛を命じる。 確かに、少女一人残すよりは、何らかの不確定な事態に対応できるかもしれない。


 セレンの能力が対人に対して圧倒的だと言っても、絶対はあり得ないのだ。 事実、彼女はそのせいで一度痛いしっぺ返しをもらったのだから。


「ですが、お嬢様……」


「私の事なら大丈夫です。 それに、私はヴィジョンズを使いますから、咄嗟の事態には、むしろ一人の方が対応出来ます」


 一、二秒先の未来を見る能力、未来視。


 相手の動きに最速で対応する場合、なにより反射神経がものを言う。 だが、マリアンはそのさらに先、相手がどう動くかの未来を予測して動く。 単純に考えて、このアドバンテージはセレンとは別のベクトルで圧倒的だ。


「……分りました。 どうか、お気をつけて。 お嬢様」


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