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詩集

作者: 新村彩希

足が前に進まなくて

心と体が繋がっていなくて

世間と自分は隔離されてて

足がしっかりと地についていない



もう何もかもが面倒くさくて

全部消えてしまってって

願うけどそんな自分を皆は

バカだと可笑しく世間に広める



せめて表情筋だけでも動かせたらいいのに

いつも上辺でしかない

心から笑えない

心から笑えない



そんなあなたを あなたは認めていますか

そんなあなたを あなたは愛していますか

確かにこの世界はどんなことでも「バカ」で終わってしまうけど

居場所は変わらない あなたは終わらないから

しっかりと自分の根を地に張らせて

叫べ 自分の存在を






人は悪口を言った

人は人を傷付けた

人は人を殺した

物理的に精神的に

安心できるところは

全部消えてしまってて

いつも裏切られて

バカだと可笑しく世間に広まる



この世界を薄いベールの膜で包んで

全人類と優しく

あなたと優しく

皆と優しく 笑い合いたい






人類は勘違いしているけど

止まってもいい

道から逸れたっていい

転んでもいい

諦めたっていい

休んでもいい

泣いたっていい

だけど

後ろを振り向くな 後ろを振り向くな

前だけを見ろ 前だけを見ろ







そんなあなたは 今、どの辺にいますか

そんなあなたは 今、誰と一緒にいますか

一人だって構わない 遅くたって構わない ゆっくりゆっくり

自分のペースで  自分のいきたいように

逃げたいときは逃げて 頼りたいときは頼って

叫べ 自分の存在を



叫べ 叫べ 叫べ 


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