瓶詰の楽園
ツイノベとして載せたやつを加筆修正したものです。
狭い瓶の中に、君の存在をまるごと全部詰め込んで、閉じ込めて、絶対出られないようにしっかり蓋をして。んで僕は、その中でしか自由に動き回れなくなった君を、日がな一日眺めて過ごすの。
ねぇ、想像するだけで有意義な日常だよね。そう思わない?
だってそうすれば、君はずっと僕だけのモノでいてくれる。決して何処にも羽ばたきはしない。そうでしょう?
――そう言うと君は「馬鹿だね」って、ひどく綺麗に、切なげに、微笑んだ。
ツイノベとして載せたやつを加筆修正したものです。
狭い瓶の中に、君の存在をまるごと全部詰め込んで、閉じ込めて、絶対出られないようにしっかり蓋をして。んで僕は、その中でしか自由に動き回れなくなった君を、日がな一日眺めて過ごすの。
ねぇ、想像するだけで有意義な日常だよね。そう思わない?
だってそうすれば、君はずっと僕だけのモノでいてくれる。決して何処にも羽ばたきはしない。そうでしょう?
――そう言うと君は「馬鹿だね」って、ひどく綺麗に、切なげに、微笑んだ。
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