表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/23

食事会と明日からの事

 さて、その日の夜、カウル様が食事会の用意が出来た、と私を呼びに来た。


 カウル様の案内で食堂へと向かうとそこには既に数人が来ていた。


「おっ、来たね。 早速だけど紹介しよう。 この度オーランド王国から留学してきたイレイザ・テューラント令嬢だ」


「はじめまして、イレイザ・テューラントと申します。よろしくお願いいたします」


 そう挨拶をすると拍手をした。


 そして、食事会が始まったけどとにかく出てくる料理が美味しい!


「どうですか、お口に合いますか?」


「カウル様、凄い満足です! どれもこれも美味しいです! 我が国の料理よりも美味しいです」


「そうですか、それは良かった」


 カウル様はホッとした様な満足した表情をした。


「それで、明日から学園に通っていただくんですが、また詳しい説明は学園長からお話があると思いますが我が学園では身分関係なく学問を学ぶ権利を持っています」


 カウル様からの説明だと15歳から18歳の3年間の義務があり知識や常識、マナーを学ぶ事が出来る。


 我が国では貴族や金持ちの平民しか通う事が出来ないのでちょっとしたカルチャーショックだった。


 更に学園で優秀な成績を修めると国からの推薦で良い仕事に就く事が出来るので真面目に勉学に励んでいる、という。


 それを聞いて私はちょっと安心した。


 貴族学園ではあの男とマーニャ嬢の噂で勉強に集中できなかったのでここだったら心休まる日々を過ごせるかもしれない。


 明日からの学園生活が楽しみになって来た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ