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第9話 睡魔は人類の敵です・・・・

「・・・・私の気持ちも知らないで・・・」


そんな声が聞こえたような気がした・・


「・・・ぅん・・はぁ・・・」


頭がぼぉっとしている。そしてなぜかとても暑い。

今は確か11月のはずだ、なのになぜこんなに暑いんだ?


「あっ・・・・ぅん!・・」


だがあまりの暑さについ上着を破いてしまい上半身をはだけさせてしまった。

すべすべとした純白の肌がさらけだされる。


「・・はぁ・・・はぁ・・・ん?」


だがちっとも涼しくはならない・・・そしてその時やっと気がつく、誰かがわたしを見下ろしていることに・・・。


「・・あなたが悪いんだから・・・あなたが・・・」


そう言ってその顔がどんどんと私の顔に近づいてきて・・・・・・・








「あ・・・・んっ・・・・」








「うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


ちょっと待て!ちょっと待て!ちょっと待て!

なんだ今の!夢とか想像とかマンガとか小説とかそんなレベルじゃねーぞ!

い・・・今舞がオレのこと・・・・・そ・・それにオレも・・・

っ!だ!だめだ!このことはもう終わり!終了!finish!


「・・・・どうし・・・たんですか・・・・?・・・」

「・・・・・・・・・ぐぅ・・・・・・」


どうやらさっきので姫神を起こしてしまったようだ。


「あ、いや、すまん。とんでもない夢を見てしまって・・・」

「はぁ・・・そう・・・ですか・・・」


相変わらずすごい眠そうだ。朝が弱いのか?


「それより・・・・それ・・・どうするんですか・・・」

「あぁ・・・これね・・・」


何を言っているのかというと、今のオレの格好のことで今は昨日と同じ格好・・つまりメイド服(首輪付き)のままなのである。


----ちょっと巻き戻し-----


「さ~て、寝るとしますか」

「そうね~」

「・・・・・・ん?・・あれ!」

「?・・どうしたの?」

「いや・・あれ?・・これ・・脱げないんだよ」

「どれどれ?」

「「・・・・・・・・」」

「あれ?どうしたんですかお二人?」

「え~と・・・・」

「これ・・・鍵がついて・・外れない様になっています・・・」

「「「・・・・・・・・・」」」


校長先生・・この学校は精神科医が絶対に必要なようです・・・


-------巻き戻し終わり--------------


「とりあえず・・・朝にしましょう・・・」


今現在の時間は7時ジャストいつもより30分近く早く起きてしまった。


「ああ、手伝うよ」

「そうですか?・・ありがとうございます・・・」


ベッドにいる(もうじゅう)をそのままにキッチンに向かった。


「それで?何するんだ?」

「昨日の残り物を使います・・・あと・・冷蔵庫の中にお味噌汁が入っているのでまずそれを出してくれませんか?・・・」

「ん、わかった」


オレは今その冷蔵庫の前にたっている。しかし・・・


「・・・・・でかい」


背が縮んでしまった今のオレにとって目の前の冷蔵庫はまるで化け物のようだった。


「っと、そんなことより早く取らなくちゃ」


近くにあった椅子を使い、中にあった味噌汁を取ろうとした・・・が


「う!うわっと!おっとっとっとっとっと!」


それがとてつもなく重く必死にバランスをとろうとする。しかし少女になってしまったオレの力ではどうすることもできず・・


「~~~~~~~~~~~~~・・も・・・もう・・ダメ・・・」


限界に達しバランスを崩しそうになった時


「はぁ・・・なにやってんのあんたは・・」


グットタイミングで舞が助け舟を出してくれていた。


「はぁ・・・はぁ・・・助かったよ・・ま・・い・・」

「それよりもあんたの電話がさっきから鳴ってうるさいんだけど・・・」


ただしその船は身の安全の方は保障してくれなかったようだ・・


「あ・・・ああ、そうなのアリガトネ」

「・・・・・・・・・・・・後で■ ■ ■」


なにやら物騒なことが聞こえたような気がしたがきっと空耳だ。うん。

キッチンから逃げるように飛び出して電話にでた。


「はい。もしもし?」

「おそい・・・さっさと出なさい」


再び強烈ボイス♪・・・とりあえず誰か助けてください。


「すいません」

「まぁいいわ・・・そんなことよりもさっさと科学室まで来なさい」


電話の相手は先生だった。この不機嫌さはきっと徹夜をしているな。


「あの・・・悪いんですけど今は「遅れたら死刑《ブツ!ツー、ツー、ツー」

「・・・・・・・・・」


はははは、いけるわけないじゃないですか。だって・・・今のオレはめいどさんなんだもの。

クロ「どーも、本当にこの作品ダイジョブナンデスカ、と疑問に思いつつあるクロです」

優斗「まるで成長していない・・・・」

クロ「もともと方向性なんて決めてなかったけど、あっちに行ったりこっちに行ったりと予想以上にとんでもない方向に」

優斗「まぁもともとバカ作品にするつもりだったんだし別にいいだろ」

クロ「正直私ですらすでに予測不能の状態です」

優斗「そんなことはどうでもいいんだが。お気に入りに入れてくれた人、これを評価してくださった人本当にありがとうございました!」

クロ「無論それらの人だけでなくこの作品を見てくださっている全ての人たちにもお礼を言わせてもらいます。ありがとうございました!」

優斗「まぁ・・最終回みたいな感じになっているがまだまだ終わるつもりはないんだけどな・・」

クロ「書きたいネタはまだまだ沢山!ではではまた次回に!」

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