ファントム・ペイン

これまでになかった超能力に目覚めていく一部の人類。その能力のほとんどは超個人的で、癖のある能力ばかり。しかしこの能力によって、数多の人間が、それぞれの思惑で動き始める。
主人公志摩桔平は、諸事情あって先天性のはずの能力を後天的に授かってしまう。彼は彼の能力を欲する様々な思惑に翻弄されるが、彼が望むことは一貫して変わらない。それは「自由」に生きていくことである。
能力者になった志摩は襲い掛かる理不尽と戦っていく。そしていつの日にか、彼は世界でも知らぬ者のいない存在となっていく。