スコーンとクロテッドクリーム
感想で、スコーンとクロテッドクリームの話題が出て食べたくなったので作ってみた。
昔、姉ちゃんと姪っ子ちゃんがスコーンを手作りするのに付き合ったことがあったけど、牛乳にレモン汁を入れてカッテージチーズにして、フードカッターをぶんぶん糸を引いて回して小麦粉とバターを混ぜて、コップで抜いてとやっていて、こう、スコーンってずいぶんと手間なお菓子なんだなあと思っていたんです。
でも自分で作ってみたらあれですね、簡単でしたね。
ふわふわがいいとか、しっとりがいいとかいろいろ意見はありますが、こむるは、紅茶やコーヒーと一緒じゃないと口の中の水分が奪われて食べられないくらいのぼっそぼそのやつが好きです。
あ、牛乳と一緒でもいいですね。
材料(直径5~6センチ×6個分):
パターン1
・薄力粉 200グラム
・ベーキングパウダー 5グラム
・バターまたはマーガリン 50グラム
・砂糖 30グラム
・牛乳 90cc
・バターが無塩の場合は塩ひとつまみ
パターン2
・薄力粉 100グラム
・強力粉 100グラム
・ベーキングパウダー 5グラム
・バターまたはマーガリン 50グラム
・砂糖 30グラム
・牛乳 90cc
・バターが無塩の場合は塩ひとつまみ
パターン3
・小麦粉 2カップ(薄力粉のみ、薄力粉と強力粉半々どっちでも可)
・ベーキングパウダー 小さじ1強
・バターまたはマーガリン 50グラム
・牛乳100cc
・砂糖 大さじ3
・バターが無塩の場合は塩ひとつまみ
メモ:
・ベーキングパウダーは4~10グラム(小さじ1~2くらい)の間で好みによって調節。
・砂糖は30~50グラム(大さじ3~5)の間で好みによって調節。
・牛乳は小麦粉200グラムの場合、100ccではちょっとべたつくし80ccだとちょっとぱさつくかなって感じ。
・小麦粉1カップは、約110グラムなので少し牛乳多め。
作り方:
・オーブンを220℃に余熱開始。
・食品用のポリ袋に小麦粉とベーキングパウダー、必要なら塩を次々計量して入れていく。
・空気をしっかり入れるようにして袋の口を握り、がっしがっしとシェイクする。
・ボウルに袋の中身をあけてバターを入れ、すりつぶすというかひねるような感じで、さらさらのパン粉みたいになじませる。←手早く作業する!
・砂糖を入れて全体を混ぜ合わせる。
・牛乳を入れて混ぜ、手早くまとめる。粉っぽくない程度に、あまりこねすぎない。
・打ち粉をした台で2センチの厚さに伸ばし、型で抜くか、包丁、スケッパーなどで切り分ける。
・余熱したオーブンで10分ほど焼く。
メモ:
・その気になれば、全部袋の中で作業できると思われる。
・小麦粉と砂糖をあらかじめ一緒にしておいても可。
・綿棒で伸ばしてももちろんいいのだけど、でもこれ、綿棒を使うほどの生地なのだろうか?
・鋭くすぱっと型で抜くor切り分けることが、あのぱかっと側面の割れたスコーンの秘訣らしい。
・小さめな型でたくさん作ってもかわいいしお子のおやつに量の調節がしやすくてグッド。
・焦げるようなら、オーブンの温度を200℃に下げて15分焼くなど適宜調整。
クロテッドクリームを食べる
スコーンのお供というイメージが強いクロテッドクリーム。何か他の食べ方はあるのだろうかと考えてみた。
どうやらサンドイッチなんかにバターの要領で使うらしいということなので、
・トーストに塗ってみる
おいしいのだけど、いうなれば無塩バターを縫っているようなものなので、なんと無く塩気が足りない。ジャムを足したら大変おいしかった。
・じゃがクロテッドクリームにする
あつあつ茹でたて(ふかしたて、レンジでチンしたて)のじゃがいもに十字の切り込みを入れてクロテッドクリームをのせ、トーストの反省を生かして塩をぱらぱらする。バターとクリームチーズの中間みたいな味わいで、大変おいしかった。しょうゆをちょっと垂らすのもグッド。
・茹でアスパラガスのクロテッドクリーム添え
上記のじゃがクロテッドクリームに付け合わせていたアスパラガスに、熱で溶けたクロテッドクリーム(with塩)が流れたもの。超うまい、いや、まじで! ほんとだから!
・安心と信頼のスコーン
スコーンにクロテッドクリームを山盛りにして、気分次第でジャムなんかもつけて、たっぷりミルクを入れた紅茶でティータイム。あれだね、クロテッドクリームって、スコーンと一緒に食べるために生まれたんじゃないかなって、真剣に思うね。
クロテッドクリーム、もう少し安くならないもんかね……




