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カレーについて

カレーメモ


カレーを、市販のルーを使って作るときは、基本的には箱に書いてある材料、分量、作り方からあまり大きく外れないほうがよいでしょう。


ルーを二種類混ぜるとか、りんごを隠し味に、とか言う前にもっと気を使うべき場所があります。


それは、何の肉を使うのかかたまりか薄切りか、野菜はどんな切り方でどれくらい炒めるのか、といったことです。


薄切り肉と大きめに切った野菜をしんなりする程度に炒めて作れば、学校のキャンプで作ったようないわゆるおうちカレーに、カレー用の肉やかたまり肉とみじん切りの野菜――ジャガイモはのぞく、特にタマネギをじっくり炒めて作れば洋食屋のカレーに近づきます。


隠し味に何か加えたいなら、一般的な市販のルーを使う場合、


りんごは4分の1個程度まで

トマトは1個まで

ホールトマト缶は多くても4分の1缶まで

ニンニク、ショウガはひとかけまで

ローリエは1~2枚程度


を目安にすると無難な仕上りになると思います。

まずは少な目から試してみて、自分の好みの量を把握していきましょう。


りんごとはちみつがポイントのバーモント州なカレー、辛いのが苦手なお子がいる家庭では重宝しますね。

ただ、辛くないのはともかくなんか気が抜けた味で物足りない、そんなあなたは、塩を小さじ半分~1程度加えてみましょう。あと、お好みでコショウ。多少味が引き締まると思います。

同じメーカーから出ているジャワなカレーって、もちろん唐辛子辛さもあるけど、コショウ辛さもけっこう強いんですよ、あとけっこう塩が強め。なので、それに近づけるイメージで。





わが家のカレーメモ


こむるの家では、カレーをはじめとしたハイカラな料理を作るのはパパンの役目でした。ママンは、自分の親から教わった料理以外を作るの苦手だったんですよね(微妙にメシマズが入っ……ゲフンゲフン)。

そして、そのパパンが作るカレーをこむるもこむるのねーちゃんも受け継ぎました。

でもね、二人が作るカレーって全く別ものなんです。


ねーちゃんは薄切り肉とひとくち大の野菜を炒めずにそのままぐつぐつやるし、こむるはカレー用の肉とみじん切りのニンニクを焼き、みじん切りのタマネギと人参を炒め、角切りのトマトを加えて炒め肉をあわせて水を入れ――と。


それまでカレーなんて作ったことがなかったパパンが、娘のために試行錯誤して自分なりのカレーを完成させていった様子が目に浮かぶようです。



因みに、ママンが作るカレーは、キャベツとキノコで水っぽいカレーとか(せめて炒めろ)バーモントに唐辛子をぶちまけて無理やり辛くしてみたカレーとか(普通にもっと辛いルーを使え)とか、パイナップルがとっても爽やかなカレーとか(その10分の1でいい)、とても個性的なものばかりでした。

二種類のルーと、牛、豚、とり三種類の肉を混ぜたのが味の決め手だそうです。


魔改造いくない。


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