インスタントラーメン「ラ王」
年寄りのくせに青クサイ、なんて言わないで欲しい。これでも真剣に考えたのだから。筆者は論理を究めて探求するのが好きなエンジニア、幸せは人の「心の持ちよう」にあるなんて言い方で胡麻化したくはない。だからーーー、わざわざ「論理的な」在りかと題した。考えた末、「在りか」を探し当てた(積り)である。特許は申請せず、ただで公開したい。
一昨日読売新聞で別の広告を見ていて、(自己肯定感を高める)「幸福学講座」という一般向け講演があるのを知った。聴講は無料だそうで内容は:
「幸せに働き幸せに生きる最新の科学(幸福学)のお話で、例えば、幸せな人は生産性・創造性が高い事、自己肯定感と幸せには強い相関関係がある事、などについて講演します。内容をぜひ仕事や生活に生かして下さい」とあった。良心的な内容だ。
筆者が書こうとする幸福論の内容は、人を前に講演するほど高級なものではないが、その分露骨で厭味ったらしいから、覚えやすいかも知れない。
映画を観るのが幸せという人も居るし、A店のラーメンは最高だ、食べていると幸せを感じるという人もいる。登山が最高の幸せと言う人もいる。こうなると、幸せの大安売り。けれども、それらの幸せはむしろ「楽しみ」と言った方がピッタリなのではないか? インスタントラーメン「ラ王」(鶏ガラスープ・醤油味)は筆者の好物だが、幸福というのとは少し違うみたいで、幸福というのはもっと人生的なようだ。




