ハンデ無しに社会に貢献
人生に頂上が一つしか無いわけではないから、こんな選択肢もありそうだ:個人の家を建てる場合も含めて、建築や工事は例外なく許認可の世界である。認可を受ける側ではなく、許認可する行政の側(=地方公務員や国家公務員)で仕事をするのも決して悪い選択ではない。建築について絶え間ない品質管理を行うようなもので、学んだ知識を生かせるし、女性というハンデ無しに社会に貢献出来る正義な仕事は、魅力的だと思う。
建設後50年が経過してメンテナンスが必要な橋梁(橋・トンネル含む)は全国に現時点で2万か所以上、10年後には倍増するそうだ。インフラの老朽化で、その都度許認可が必要となる。技術職員は食うに困る事はあるまい。いち押しだ。
序ながら、耐用年数を超えた水道管(「水道橋」も含む)は13万Kmだそうだ。
船の建造の世界でも船級協会と言うのがあり、我が国ではNK(日本海事協会)である。設計も含めて船に搭載する機器の検査と認定を行っている。筆者にはそんな友人が居てよく話を聞くが、各地の造船所や関連の機器を製造する工場を歴訪して検査の仕事をしている。社長じゃないが、威張れていいそうだ。




