良く働くと思う
「上役が居ない」と言っても筆者は社長だから、社員皆が部下じゃないかと反論されそうだが、案外そうでもない。無論敬意は払ってくれているが、こっちは誰かを管理している意識が乏しい。管理をしていないのに、平均してウチの社員達は良く働くと思う。紹介すると:
神戸本社に所属するK君は五十過ぎの営業マン。体重は80kgはあろうか。彼はなんでもやる。設計もこなして3次元キャドも操る。命令指示系統がないから、筆者が彼と話をすることは週に一度あるかないかだ:「K君、忙しそうだけれど元気にやってる?」と、時々こっちが声を掛ける。
用事がある時は彼から話しかけて来る。無論ちゃんと聞いてやって、こっちが無視する事はない。
実母が養護施設に入所しているので、会社の近くでもあり、寄って面倒を見ているようだ。筆者はそう推測しているが、多分会社の業務中にも案外施設に寄ってあれこれ世話を焼いているのだろうが、こっちは気が付かない振りをしている。まあ、そんな事はどうでもいい。
彼が毎日何をしているか筆者は余りよく知らないが、事務所で電話で話している内容と風聞によると:




