表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
899/1693

良く働くと思う

 「上役が居ない」と言っても筆者は社長だから、社員皆が部下じゃないかと反論されそうだが、案外そうでもない。無論敬意は払ってくれているが、こっちは誰かを管理している意識が乏しい。管理をしていないのに、平均してウチの社員達は良く働くと思う。紹介すると:


 神戸本社に所属するK君は五十過ぎの営業マン。体重は80kgはあろうか。彼はなんでもやる。設計もこなして3次元キャドも操る。命令指示系統がないから、筆者が彼と話をすることは週に一度あるかないかだ:「K君、忙しそうだけれど元気にやってる?」と、時々こっちが声を掛ける。

 用事がある時は彼から話しかけて来る。無論ちゃんと聞いてやって、こっちが無視する事はない。


 実母が養護施設に入所しているので、会社の近くでもあり、寄って面倒を見ているようだ。筆者はそう推測しているが、多分会社の業務中にも案外施設に寄ってあれこれ世話を焼いているのだろうが、こっちは気が付かない振りをしている。まあ、そんな事はどうでもいい。

 彼が毎日何をしているか筆者は余りよく知らないが、事務所で電話で話している内容と風聞によると:




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ