やっつけてしまえ!
「勘違いしているようだけど、学歴が高くなったから、女が結婚しにくくなるのじゃないのよ」
「うむーーー、そうかな」
「一口に女といっても色々あるけれど、何処に分布していても慨して怠け者なのよ。原因は未だ謎なんだけどーーー」と、女として自らの敵失を認めた。女はお気楽ぼうしだ、というのだ。
「ーーーー?」
「高い知識を身に付けても、女がそれを利用して男と競争して渡り合おうって訳じゃないわ。ここが女の複雑さよ」
「ーーー」
「元々女は人を愛する平和な性よ。男みたいに明け暮れ競争や戦いや出世や工作機械を動かすのが好きな訳じゃないわ、概しての話だけど」と、女は話を転ばせた。
「なるほどーーー。男はそんなんが好きだけれどな」と、少し男を自慢した。
「そんな事が好きなハネ跳んだ女もいるけれど、少数派よ。メルケル首相みたいなのは稀。」
「ヒーチャン(恥ずかしながら筆者の名)は女を分っていないわ。男に充分な収入さえあれば、多くの女は出来れば働きたくないのよ。働くのはしんどい事なんだもの」
「ーーーー」
「高い学歴を習得したからと言って、それを武器にビジネスや仕事の前線で競争したり出世したりしたいというのは男流儀の発想よ。いまいましいヤツラは、全部やっつけてしまえと言うのが男よ。そんな争い事は、男に任せておけば良いわ」
「世の中には実際いまいましい奴らが多い、ライバルは潰さないといけない、でないとこっちが潰されるよーーー」




