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5=3+2 

 人の考え方や文化は使用する言語によって、随分違うものになるのは当然かなーーーとそんな事を思う時がある。例えば:


英語では、こう記述する:

I am a boy. 私は少年「である」。

つまりamである は、ご存じの通り「イコール(「=」:同じもの)の意味だから、数式で書き直すとこうなる:

I=boy (私は少年「である」)

5=3+2 (5は3と2の和「である」)

並べると、「am」の「意味と立ち位置」が分かり易い。


だから、西欧人は決してこうは記述しない:

I am a health. → 「I=health」

何故なら、I (=私)と言う人間は物体であり、health(=健康)は物体ではないのだから、イコールで繋げられない、つまり上の文章は「成立しない」のである。しかもこの文章の不合理性に気づき易い。


 因みに正しくは:I am healthy. (=又は、I am in good health. 私は健康な状態にある)と記述する。


対して日本語では、

・私は少年である。

・私は健康である。★


 上側の文章は良いとして、★の文章については無論私たちも「人間(物体)=健康(状態)」でないのは、厳密に言われたら理屈として分る。けれども、日々の生活で「私は健康である」と言う風に「イコールで繋ぐ」のに違和感はなく、正真正銘の正しい日本語だ。

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