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稗田阿礼

 当時筆者がどんな物差しで思考したのか、今でもよく覚えている。「古事記」を思い出したのだ。

 大和の国の古代の昔、稗田阿礼( ひえだのあれ)という語部かたりべが居たそうだ。世に仕事は色々あるが、文字の無い時代この人は神話や歴史を暗誦するのが仕事だったらしい。それにしても暗誦していた中で重要な一部分を忘れたら、彼はどう責任を取ったのであろうか、文字が無いからメモが出来なかったし、思い出せないと思うのだが。


 細かい事はさておき、未だ中国から漢字が輸入される以前にはそういう特別職が必要であった。 後年それを聞き取って太安万侶( おおのやすまろ)が文字に書きおろしたのが古事記の成り立ちとされている。稗田阿礼は、数冊の辞書にも相当する長大な天地開闢 (国造りの神話時代)から推古天皇までの歴史や言い伝えを全部暗誦していたそうだから、凄いじゃないか!


 裏を返せばこうなると考えた:人間その気になれば、本を一冊程度丸暗誦するのは何てことはないんだなーーーと。このテクを英語の勉強に応用しようと思いついたのである。



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