◎第八十二話:「テイファニー」の話
◎第八十二話:「テイファニー」の話
「テイファニーで朝食を」(Breakfast at Tiffany’s: by Truman Capote )の物語に接した切っ掛けは、本屋で英語の本を探していて見つけたからだ。
毎週土曜日に英語を教えているので、テキストを探していて、たまたま巡り合った。映画化もされていて(しかし、この時点で筆者は映画を未だ見てはなかったが)題名だけは知っていたので、立ち読みでパラパラとめくってみて、会話文も混じりテキストとして適当だと思って買った。
固い物ではなく、書評によると内容はロマンチックコメデイーである。
英文解釈(=和訳の勉強)の教材として使い、今も塾生と一緒に少しづつ読み進めている。辞書を引いてただ意味が取れれば良いというやり方ではなく、所謂「精読」をする。ここの冠詞がなぜ「a」でなくて「the」なのかから始まって、英・日の言葉の違いにも触れる。
仕事柄筆者はぼぼ毎日英語に触れる。しゃべる事は無いが、読んだり書いたりである。学校時代には、今のように毎日英語漬けの仕事をすることになろうとは夢にも思わなかった。




