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もっと遊ぼう

 もっと遊ぼう:

 話を少し蒸し返すが、(緩み止め接着剤として)水がバカ売れするかどうかは別にして、この「水→氷」を使う方法は「本当に」緩まないだろうか?である。これを今一度考えてみよう。気になるのはアイススケートで、これが夜も眠れぬ心配の種である。


 知っての通り、氷の表面はツルツルで摩擦係数は「殆どゼロ」に近い。だからスケートが滑る訳だ。おねじとめねじの間に氷がサンドイッチされると、「本当に」緩まないか?である。ねじ面同士が滑りそうだからだ。


 アイススケートとネジの関係を考えてみよう。ネジの隙間に氷がびっしり存在する場合、これに振動を与えるとこうなる:

①→振動でナットがほんの僅か緩みかける

②→この時互いに接触しているねじ表面と氷表面が互いに「強く」こすれ合うと同時に、氷を圧縮する

③→ならば、「摩擦熱と圧縮熱」が発生する筈だ


④→熱の為に、部分的に氷が解ける(=これがスケートリンクの氷の表面とスケートシューズの鉄製のエ 

 ッヂと同じ関係になる)

⑤→溶けて出来た僅かな水が「油の役目」をするから

⑥→結果としてスケートが氷上をツルツル滑る訳である。

⑦→これをそのまま当て嵌めると、(緩み止め剤として「水・氷」を使うならば)ネジ面が滑って緩む筈 

  じゃないか! きっと緩むーーー。


 エジソン並みの発明で、水が「優秀な緩み止め剤」だと一旦はそう断定したものの、実はパラノイア人の「大嘘だった」か?


 が、理論派の筆者は「先の解析結果(1)~(4)の通り「摩擦係数」は無関係だったのだから、例え相手が氷であろうと火であろうと緩まないーーー」筈だ、と食らいついた。

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