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漁場がある
自慢する程ではないが新しい発想やアイデアを思いつくのは、社内で筆者が一番多い。これは多分、知能が衰えながらも(=事実、最近は英単語を覚えるのに同じ単語で何度も辞書を引いている)これをカバーして、元々物事に「夢中になるクセ」があるからだろうか。土日・正月も休みなしに実験をやっているから、人から見たらまともじゃない。が、「歳をとったら年中無休で働くべきだ」(外山滋比古93歳)の先輩の言葉に従っている。
こんな風に言うそうだ:研究で成功する為に必須な事は卓越した奨学金でもなければ抜きんでた知能でもなく、モチベーション(強い動機)とコミットメント(没頭する事)だ。また研究には漁場というものがある。
これは筆者の場合によく当てはまる。没頭しているのは確かだし、漁場というのは、人の気づかない分野を一つ見つけたら、そこには沢山な魚がいて独り占め出来ると言う意味だろうか。先の「ルール」を発見した筆者が、応用品を組み合わせて次々製品化する環境と似ている。




