表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
752/1693

ウ(=家)冠の下に女

++++「女のおしゃべりを真剣に、最後のピリオドまでちゃんと聴く、しかも何ら反論せずに」である。

   *

 大切なのは、会話ではなく相手の言うのを全部聞く事なのである。NHKの番組のような会話を「展開する」のではなく、議論でもないし女へ意見する事でもないし、狼のような遠吠えをする事でもない。

  

 なんだ、そんな事か!と思うだろうか? けれども、もしそう思ったのなら大して分かっておらず初めから失格だ。易しく簡単に出来そうに見えるが、「男には」決して容易ではないのを、現実として私は到る処で見ている。そう認識している私でさえ精々80点位で、大概の男は40~50点だと言っても差し支えないと思う。


 男が女の話をピリオドまで聴くなら、離婚の80%は起きなくて済むと信じている。女が話し始めたら、新聞やマンガを脇に置き、スマホもTVも消し、専念して聴く事だ。効き目の証拠? 多分ーーー、ウチの夫婦関係がそれを立証しているから、それで充分だと思う。関西弁で言うなら、アレコレ言わんと「やってみなはれ!」。


 「女に対してそこまでの辛抱をやらないといけないのかーーー」と男が不満の口を叩くなら、(昔ならいざ知らず、今の時代なら)離婚になる。じゃ、おしゃべりを聴く事の辛抱で得る男の対価だって? 露骨な言い方だけれど、家庭の安らぎと無料のセックス。安心の安の字はウ(=家)冠の下に女と書く、自分の家の中に女を保有する意味である。


 こんな単純な事を、NHK番組の編集者が誰も知らなかったなんてーーー、不思議だと今でも思っている。会話のみに焦点を当てた間違った考え方と男女間のヘンに意識しすぎた平等意識が、編集者を盲目にさせた。


  完

2020.12.31

次の話は作成中です。

しばらくお待ちください。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ