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あばら一本

 ウチの場合は、私の分も含めて女が一方的に全部しゃべる。だからエネルギー消費の面でも男は大変ラクな役目になっている。特別ではなく、世の夫婦はこんなもんではないかと思うし、これ以上のラクはないと確信するのに、番組では警鐘を鳴らしこれを非難している風だった。ここが私の不満だ。


 楽な私のケースを裏付ける為に一例を挙げる:

「女は一日に6000~7000の単語を楽々としゃべり、ボデイランゲージを含めると平均2万回のコミニケーショをしている、他方の男はその1/3強。英国医学協会の報告ではあごに障害を起こす確率は、女の方が4倍も高いと言う(さもあろうよーーー)。女が話すのは、結論や解決策を見つける為ではなく、憂さを晴らしてすっきりするのが目的なのだ、と報告している。(心理学者:バーバラ・ピーズ)。


 すっきりするのが目的ならトイレと同じ生理的欲求で、一般の男もNHKの編集者も正直にこの真実を認めなければならない筈だ。だのに、素直な男が驚くほど少ないのは一体どうしたことか。


 今でも番組を信じがたいが、他の夫婦は本当に男がしゃべっているのだろかーーー。男にそんなチャンスがあるとは思えないし、もしあってもそんな能力があるとは思えない。仮にウチで男が本気でそんな事をしたらーーー、女が逆上して家庭の崩壊と首絞めの暴力という大惨事の末、男はあばらの一本は折られて放り出される。

 人間の生は宇宙から見れば無意味だから、あばら一本位を惜しむことは無いーーー、という人も居るには居るが。



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