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もっとやって!

 異質さが有りながら冒頭のみいみさんの話とは違って、ウチの夫婦は100の内の少数派の13%側に属して、関係が上手くいっている方だと思う。ただ、断言まで出来ないのは残念だが。


 先ず私の方だが、若い頃からパートナーを好きだという気持ちは余り変わらない。若い時分の「好き」の程度を仮に100とすると、今も100程度という気がしている。職場から自宅へ帰って目に入る配偶者の顔を未だに見飽きないし、古くからの暇つぶしの習慣で今も首絞めごっこをして遊ぶから、歳月に揺られながらも、そう採点する根拠になっている。


 とは言え、先の遊びを女は私に対して途方もない力でやるから、これは殺人を正当化する方法ではないかと突然疑惑に襲われる事もあり、こっちが油断する事は無い。もっとも、相手が疲れて首絞めをやめかけると、「もっとやって!」と言うこっちも悪いのだがーーー。


 上手く行かない他の夫婦の話を聞くとき、自分は随分と他の男と違うのかも知れないと思う時がある。それともーーー、配偶者も女に属するから、単に自分が異常な女好きのせいかもしれないと思ったりもする。


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