表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
706/1692

おびただしい数

 その分野のプロなんだろお前は、と叱られそうだが、実は知らなかった事がある:ネジとボルトの違いである。小さいのをネジと呼び、大きいのをボルトと呼ぶのかと思っていたら、実は違った。


 正式には、サイズに関係無く「ナットと組み合わせて」締め付けるのをボルトと言うのが正しいらしい。例えば家具を組み立てるのにもくネジというのがある。ネジの材質が木で出来ているわけではない。材質は鉄で先端が針みたいに鋭く尖っていて、木の表面に突き立ててそのまま素材へ無理やりねじ込むタイプのネジだ。確かに相手側にナットが「存在しない」。だからもくネジと言い、太くてももくボルトとは呼ばない。


 となるとーーー、ボルトと名が付けば(ナットを締め込むから)ボルト頭が「連れ回り」を起こす事になる。回るのを止める手段として、今の処「SAKIワシャ」しかない筈だから、「ボルトの生産数=SAKIワシャの販売数」にならないかとーーー考えた。

 ならば、我が国で「ボルトがどれだけの数売られているか」を数えれば、それと同数の「SAKIワシャ」が売れる。老いたりと言えど、この辺りの計算能力は案外と未だ使えるから、人生は驚きに満ちている


 ネットで調べると、ボルト・ナットの(2014年度の製造工場からの)全国の年間出荷額は6400億円と知った。莫大な金額。これを数量に直すとおびただしい数になる。しかし、この中でボルトの数(比率)がどれだけかは分からない。出来ればボルトのサイズも知りたいのだがーーー、データーが不足だ。


(明日へつづく)

余談の続き:

ねじロック(液体)という接着剤の仕組みを知りたいと考え、液体→固化したら、体積が膨張するのではないか(だからネジが緩まないのだろう)という仮説を立てた。ここまでは良かったが、理論の実証の為に直ぐぶち当たったのが、「どうやって体積の変化」を測定すべきか?

存在が予言されたが、どうやってブラックホールを見つけ出すか?に似ている。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ