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ワシャがふくらむ

 こんな「非常識」な知識が存在するなんてーーー、世間の目をまぬがれて誰も知らないのじゃあるまいか? 「ワシャが連れ回るか・回らないか」、もはや神の領域かと諦めかけていたが、神を脇へ押しのける事にした。


 しかし考えてみて、そうなる理由は簡単に思い付いた。神でも何でもない: ナットを上から締め付けたら、ワシャーが撓んで(=下側へ膨らんで)床をこする。ワシャの外径が大きくても分厚くても、撓み量が1/10mmか、1/100mmか、1/1000mmかの違いがあるだけで、ワシャーは床面側へ(目に見えないほど)僅かに膨らむのだーーー。ほんのちょっぴりと。


 膨らんだ部分が優先的に床面に強くこすられて、跡が付く。だからワシャの外径や厚みに殆ど無関係なのではあるまいかーーー。ワシャ裏側のこすり跡が、ナット自体のサイズより「やや大き目」であるのも、この推測が正しいのを証明している。

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