上へ落ちる
この意地が運命の星を輝かせた!アインシュタイン並みの発見をしたからである:ワシャの裏面(床にこすれる側)のこすれ跡が、どれも「殆ど同じ」大きさなのに気づいた。??ーーー ? ワシャの外径に関わらず、また厚みも関係せず、こすり跡の大きさは殆ど同じ。
表面(ナット側)の擦れ跡が、ナットの底部と同じ大きさなのは、納得がゆく。が、裏面(床側)のこすれ跡がどのワシャも同じというのは少しおかしくないか!?
何故なら、ナットはM16で同じサイズだが、ワシャは小径のものもあれば、中径・大径、そして厚みも様々に違う。にも拘らず、裏面のこすれ跡が「ほぼ同じ大きさ」ならば、(例えば)大径のものを作る必要がないではないか!? 分厚い物も特に作る必要が無いではなかろうか?
飽くまでM16用で話しているが、ナットの下に敷くのが小さな外径のワシャーなら裏面(=床側)のこすり跡は小さく、大きな径のワシャなら床に接する面積が大きいのだから、床側のこすり跡が大きくて当然ーーーではあるまいか? それが常識というもの。
だが、現実は常識通りになっていない! 発見は下へ落ちる筈のリンゴが、上へ落ちるようなものだ。




