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社員との違い

4.話がまた変わる:社員との違い

 話が変わるが、社員と経営者の違いは何だろうか? 給料が違う。次に、双方が仲良くなれないのは、利害が対立するからである。社員は給料を出来るだけ多く欲しいし、経営者は払いたくないから根本が違う。


 こうも言える:社員は「人間中心」に物を考えて、根底には「魂と愛と家族」がある。対して、経営者は「会社中心」に考えて「魂と愛と家族」は1%も無くて、あるのは「効率・速さ・金勘定」だけで、触ったら固く冷たい。

 棲む世界が違うから、相容れないのは当たり前。けれども、会社が存在しないと食って行けないから、対立しながらも社員たちは大いに悩ましい。


 会社も実は悩ましい。新聞を眺めて分かるが、トラブルがあって社員と会社間で裁判になると、(余程の事が無ければ)会社は大概敗訴する。なぜなら、裁判官は「魂と愛と家族」寄りだから、判決は「効率・速さ・金勘定」に重点を置いてはなされない。ウチでも、かって敗訴して手痛い目に遭い、3000万円程損をした事があるから、筆者も相当なワルである。


 当時、新製品を開発して営業マン全員に「売れ!」と命じたのに、中に一人だけガンとして従わないのが居た。言い渡した:「君は、明日からもう会社に来なくていい!」

 最終結果を一言で言うなら、「ソレを売らなくても、他の商品を売っているのだから解雇してはならない」が、最高裁まで行っての敗訴の理由。


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