デートは暫く延期
直撃を食う業界の一つは航空産業で、大変なようだ。危機の中どれだけ頑張れるかは、財務基盤の強さに拠る。最近の日経記事によると:
「手元の現預金が売上高の何か月分あるかで資金繰りの耐性を見ると、JALは2.7ケ月分、ANAが2.3ケ月、アメリカン航空(米国)が約1ケ月分程度。前者二社の財務基盤の強さに陽が当たっているーーー」と、書いてある。他方では老舗航空機メーカーの米ボーイング社は破綻しかかっていると聞く。
体力勝負で、業種・企業規模に拠らず、普段から浮いた金で商売をしていた処は、これから多くが破綻するだろうと思う。ウチはすぐに商売に打撃を蒙る訳ではないが、中・長期的には決して影響を免れる事は出来まいーーー、と不安視している。今のところ(この2~4月)売り上げに関して影響は感じられず、僅かながらほっとしている。
因みに、ウチの耐性は10ケ月分以上あるが、だからと言って安心はしていない。航空会社のような超大手は、いざとなれば最終的に国が助けてくれるが、ウチみたいなのは勘定に入れてくれない。自助努力で、取り敢えず彼女とのデートは暫く延期する事にしようかーーー。




