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出世の法

 執筆者は世の第一人者という事になるから、「出世の法」を具体的に書いてくれてるようなもので、下手なノウハウ本を読むよりは為になる。


 多くの人のものを読んで気づく共通点は、出世は能力だけではないし、人望でもないし、勤勉さでもなく、積極性でもないと分かる。無論最低限の能力は必要だろうが、出世のポイントは「人との出逢い・繋がり・つて・引き・恵まれた上役」に尽きるようで、決して神の啓示を受けたからではない。


 xxさんとウマが合った・xx先輩と同じ学校だったので可愛がられた・xxの引きがあった・xxxさんが親切に推してくれた、という具合だ。証拠に、大概の「私の履歴書」の最後はこんな風に終了している:「ここまでやって来れたのも、ひとえに良き先輩・同僚・後輩・そして妻と家族ーーーに恵まれて」と。

 こうなると私みたいに「好戦的で不屈の精神をもち、勇気凛々敵愾心が人一倍旺盛ーーー」というのは、ダメなようだ。


 人間関係が大切なのは、考えて見れば当然。会社は人の寄り集まりで出来た組織である。だからこそ、リーダー的な地位(=出世)を得ようと思えば、人間関係が最重要なファクターとなるのは断じて当たり前で、理屈は小学校の算数より易しい。若い人は良く覚えておくがよい。

  

 と一般論を述べたが、さて自分の事となると話は易しくはない。第一にこっちは人間関係の構築が上手で無いどころか、苦手ときた。概して人嫌いなのだから、それで果たして出世が出来るかどうかだ。


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