表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
559/1655

話が変わる

4.話が変わる

 私は読書が好きだ。多読ではないが様々な分野を読む。日経新聞を隅々まで読むのも好きだし、歴史物も地球地質時代の本も、150年前のアマゾンの探検史も好きだし、英語の本も(語学を楽しむという感覚で)好きだし、セックス・テクの本なんて読み飽きて一冊が書けるくらい。


 「読書好き」一つだけを取り上げると、それ自体何の害も無い。が、私に限って言えば、今回の怪しげなエッセイの中で「本・大好き!」と敢えて言うなら、これは問題なのかも知れない。未知を知りたい事への「異常な渇望・ハンキチ」という事になりそうだから、「刺激を求める」クセを一層補強する追加証拠となるーーー、のではないか?


「暴力の解剖学(副題:神経犯罪学への招待)」635ページ(A・レイン著=ペンシルバニア大学の精神医学者で、犯罪学の研究者)の分厚い本を、最近読んだ。ブックカバーには「一体何が、彼らを連続殺人に駆り立てたのか?」・「真実は時に私たちをうろたえさせる」となっている。題名からして怪しげだ。


 急いで読んだ理由は、ピンと来たからだ:「一体何が、彼らを連続殺人に駆り立てたのか?」→「一体何が、私を「異常なまでに積極的な行動」に駆り立てるのか?」と、そのまま書き直せると思ったからだ。


 開いてみると内容には他の研究者の論文の引用部分も沢山あって、何がどうやらこうやら、あれが不充分これもデータ不足で、それが為に大変分かりずらい。到底名文とは言えないから、この学者は私以上に文学者でないのは確かだ。が、推測と勘で補って、私には内容が「全部理解出来た」のであるーーー、これこそまか不思議で、そんな本である。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ