刺激・どきどき感
AIの助けを借りるまでもなく、簡単に答えを見つけた(と私は思っている):全ての事例に共通しているのは、「餓えたように、刺激を求めている!」。 刺激が「何であっても構わない」のだ。
刺激を求めながらも、今の処、最も刺激的な殺人までやっていないのは幸いだと思う。
私は(「平均的な人」に比べて)「刺激・どきどき感」を求める度合いが急で、これが優先して(結果として)「平均的な人」が感じたり抱いたりする普通の「恐怖感・ためらい・不安感・心配」が希薄になっている。
振り返れば、小学校時代の授業中にキョロキョロしていたのは、授業を退屈に感じて黒板以外の外界へ「もっと強い刺激」を求めていた結果だ、と思う。(赤面症で顔を赤くしながら)「みいみさんを口説く」向こう見ずは、振られるリスクも高いから、一種のスリル(=刺激とドキドキ感)であるに違いない。
そうなると、口説くのは「お前が単に女好きで助兵衛だからーーー」ではない事にならないか。「刺激」を求めるのが人一倍強いせいで、これが本人を「駆り立てている」結果ではないか。気持ちが急な余り「振られる・メンツを失う・億劫な気持ち」という不安感を抑え込んでしまっている。
考えてみれば、私が「女やセックス」を格別好きと言うのは少々おかしい。痩せっぽちで精力絶倫どころか、一晩に十回は到底無理で若い時から素直に一回戦でおしまいである。そんな拠からも「(恋に付随する)スリルとドキドキ感を求める」のを最優先していて、結果として「女好き」に見えるだけなのだという気がする。
この発見が正しくて刺激とドキドキ感を求める為だというなら、女よりも濃い目のコーヒーを立て続けに三杯呑む方が余程安上がりだ。ホテル代も要らないし、これが分かった以上私は今後生き方のコストダウンを計れるかも知れない。




