誰かに獲られる
「どうしてあんな美人のみいみさんを、他の人は「口説かない」のだろう。でないと、誰かに獲られてしまうじゃないかーーー」 急がないのは、不自然で・不合理で・人類の進化法則に反する」と私は感じてしまう。だから、すぐに口説くのが私である。
論理的だと思う。そう説明されて、まともに弁明出来る人は少ないと思う。
「誰しも本当は(口説きたいと)心の中で思う」のだと、私は思う。美人と親しくなるのは男なら嬉しい筈だ。けれども大部分の「平均的な人」は、多分こんな風に思う:①(口説く為に)行動を起こすのが億劫・面倒②(相手が美人過ぎて)ためらう③振られたら恥ずかしいし、多分振られるだろうからメンツを失う④そんな赤っ恥をかくのは怖いし不安だ。
だから、結局口説かない事にしてしまう。
実を言うと、私も同じ事を心配する。それにも拘わらず、すぐ行動を起こす、振られるリスクを覚悟して。(そんな困難と不安を乗り越えて)敢えて実行する。これは誰しも抱く当たり前な不安な気持ちを、「口説きたい」というドキドキした「はやる気持ち」が上回り、抑え込んでしまうからのようで、居てもたってもいられない。この部分だけを取ればサイコパスに似ている: 殺人をやりたくて、心が早って居てもたってもいられない。
考えた末の行動では無く、自動化されていて自然に体と口がそう動く。「恐れる・ためらう」気持ちが希薄なのだと思う。この瞬間に「ギラリと眼が光ったら」サイコパスだが、幸い私の眼は光らないから、安心して貰いたい。
私は「恐れる・ためらう」気持ちが希薄なのだと思う。このように「心で思う事は共通で同じ」なのに、「平均な人」は「思っても・実行しない」が、私は「思ったら・即実行する」。これだけの違いだが、大きな違いと見るか小さな違いと見るかである。
仮に、これを物事に「実行力がある人」と判定する為の尺度とするならば、間違いなく私は経営者向きと言えそうだ。そうなると、「みいみさんを口説くか口説かないか」の違いは、生き方に非常に顕著な差異を作る。




