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安心感

 三十数年掛けて磨き上げられたこの「自社文化」への認識は新しい物の見方を示し、私へ次のような安心感を与えてくれる:


 私が、日本国の経営者である安倍さんのような存在とすれば、仮に私がいなくなって会社が後継者に引き継がれても、徳川幕府が過去に長年月存在し今の日本国が存在し続けるように、ウチの会社も「自律経営」で上手くやって行けるのではないかと考えるようになったのである。大した事をやらなくても「今の文化」を引き継いで行きさえすればよい。


 後継者のやることは簡単だ。会社というブランコは既に充分に揺れている、「時々ちょいとポイントを突くだけ」でよいからだ。困難な事ではない。そう考えると、後継者の頼りなさを以前ほど心配する必要は無い訳で、肩の荷が下りたみたいに、最近の私は大変気が楽になっている。

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