ジョーク編
B.「ジョーク編」
①
高知市に住んでいた時に、カトリックの神父さんからフランス語を習っていて、その時に聞いたもの:
「日本人は、汽車に乗ったら直ぐにお弁当かお菓子を食べ始めるーーー。ドイツ人はお行儀が良いから、そんな事は決してしない。けれども、やがて乗客達が一斉に弁当を食べ始めるんだ。この時時計を見なくても時間が分かるよ。昼の十二時キッカリだから」
☆ドイツ人気質を突いているーーー。この神父さんはベルギー人でベルギー人が世界で一番偉いと考えている。次が日本人で、三番目がドイツ人だそうだ。この話、面白いと思わない?
②
以下は本を読んでいて見つけたが、良く知られていると思うジョーク:
「ドイツ人はなぜ、ジョークを聞いたら三回笑うのかって? 一回目はジョークを聞かされた時、二回目は説明されたとき、三回目はちゃんと理解した時」
☆これは「(お堅い)ドイツ人→日本人」と言い換えても、そのまま通用しそうだ。
③
英国人劇作家バーナード・ショーのジョークは、有名だからご存知の方も多いでしょう:
「レストランで食事を一緒にしている夫婦たちの様子を見給え。彼らが押し黙っている時間の長さが、夫婦生活の長さに比例する」
☆万国共通の夫婦の心理を突いていて、面白い。とは言え、ウチの夫婦は別で、彼女のおしゃべりは止められない。ウチもショーが指摘するような国際的に静かな夫婦になろうと思って、私が指摘すると:
「なに言ってんのよ、家の中がシ~ンとなったらお化けが出て怖いでしょう! だから、貴方は幸せよ」
ショーも、お化けの存在までは想定してなかったようだ。なお、彼女のおしゃべりは、それをピリオドまで「私が聴く」から、でもありましょう。




