考古学が趣味
10.考古学が趣味
最後に、先に紹介したもの以外に私が実際に体験して愉快だと感じたものや、面白い思って書籍から書き抜いたユーモアやジョークの幾つかを紹介したい。ユーモアもジョークも本稿では同じ意味に解釈して書いているが、取り合えず短いのをユーモアとしよう:
A.「ユーモア編」
①「人ごみを、人々に切り分ける回転ドア」
☆お見事!ーーーな表現ですね。
②映画を見ていて、その中で拾った男女の会話:
壮年の男:「君は若いね。さて、僕は気に入って貰えるのかなーーー?」
若い女: 「あら、知らなかったの!? 私って、考古学が趣味なのよ」
☆「若い女」を演じていたのは、今は亡きオードリ・ヘプバーンでした。
③週二で通っているスポーツ・ジムで、鼻歌を歌いながら自転車を漕いでいた時に、24の若い女性インストラクターが寄って来て訊いた:
女:「それって、何の唄ですか?」
私:「ヘエッ、驚きだ。箱根八里(箱根の山は天下の険ーーー♪)の歌を知らないのかい?」
女:「しらな~い!」
私:「滝廉太郎なんだぜ、明治の有名な作曲家さ」
女:「た・き・れ・ん・た・ろ・うーーー? しらな~い!」
私:「ふ~ん、歴史でどんな人なら知っているだい?」
女:「ーーー徳川家康」
私:「ふ~ん。徳川家康の歌は未だ知らんなあーーー」
女:「キャハハ !」
☆お陰で、彼女と仲良くなった。ジムに行くたびに、向こうから親しげに話し掛けて来る。今のところ「敢えて」清い交友関係であるが、新聞で年寄りが作ったこんな川柳を見つけた:
「一線は 超えていない と見栄を張り」
そこで私の返歌はこうなる:
「一線を 超えられない とうなだれる」(その心:うなだれるのは顔だけではありません)




