表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
384/1646

おネジ

 因みに、フランス語やドイツ語は名詞に男性名詞・女性名詞の区別があって、それによって冠詞も変化する。だから大変だ。船みたいに「入れ物・容器」は、女性名詞である。しかし、「入れ物」なんて少しいかがわしくない? 私が商売としているボルトも、日本語で「おネジ・めネジ・挿入・締付け・抜けない」なんて、実にいかがわしい。子供に訊かれたら一体どう教えよう? 「突っ込む」方が「おネジだ」と教えるかや。


 我が国には元々ネジが存在せず西洋の発明品。だから、ネジの概念は西洋の言葉から翻訳されたものだろうから、Male-thread (=男のねじ)・Female-thread (=女のねじ)から直訳したものと思う。やっぱり、西洋人は余程セックスが好きらしい。


 それにしても、バカ正直に「そう直訳」する日本人も、生真面目過ぎなかったか? (明治時代の真面目で謹厳な)翻訳者が「どんな顔を作りながら」翻訳したかと想像すると、可笑しい。「俺のせいじゃない、原著のせいだ」と言い訳するかも知れない。

 日本語には、「刀・さや」という優雅な表現があるから、「刀ねじ・鞘ねじ」となるべきだったのかーーー?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ