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潜在意識

8.潜在意識


 これをとても面白いと感じたので、そのまま「笑い話」で済ませずに、分析を深めてみました。整理すると:

 D製品は、価格面でも機能面でも本来売れるべき機種ではない。当然売るのはとても難しい筈。それだのに、日本国内だけでなく全世界のセールスマンの中で、私は「一番数多く」売った。

 次に、私の意識の中を見ると:売るために何か「精神的な努力」をやった意識が全く無い。むしろ(人に言われて)「きょとん」とする位なもので、売るのが一番易しい機種だとさえ感じ(=錯覚し)ていた。羽が生えてDだけが「勝手に売れる」と感じていたのは、事実。

先の①と②の不思議を解くカギは、配偶者に指摘された通り、私が「Dを、あたかも恋人であるかのように、きちがいみたい好き」だった事にあり、外に理由は無い。つまりーーー、自分の「強い思い込み」

 最も面白いのはこの「思い込み」が(本人の気づかない)「無意識」だという点。「無意識」であるだけに、「精神的な努力」・「刻苦勉励」・「我慢や強制」が介在する余地がない。ここが重要。第三者から眺めると、「苦しい努力・勉励」が半永久的に長続きしているように「見える」。本人は全くそうではないのにーーー。


 成し遂げた結果だけを眺めると、「強い思い込み」がどんなものか良く分かる。「潜在意識」と言っても良いが、その「効果」は驚くべきものがあります。




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