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第五百二十四:泰子さんの話(421) ★やりにくい話(4)

第五百二十四:泰子さんの話(421) ★やりにくい話(4)


 10件の仕事の内で1件分だけ働いて業績を上げるのを見たら、魔法かと不思議に見えるかも知れない。会社経営で大切なのは、(経営者が)10件ある仕事を10件こなして、汗水たらしてシャカリキに働く事ではない。儲かる「仕組み(=システム)を構築する」事一つだと考えている。


 システムとは自動的に機能する事を意味し、自動的とは経営の自動化で「上役が居なくても」機能する事で、ここがポイント。分かってもらえるだろうか:「上役が居なくてもーーー」の意味は、上役は10件の内で1件だけやればいいーーー、と同じ意味となる。

 石破首相ならば、経済を浮揚させる政策一つ、あるいは人口減を食い止める政策一つ思いつけば、残りの9件の課題の殆どは自動的に解決されるーーー、というようなものだ。


 それには独創力が要る。汗やエネルギーは大して要らないけれども「知恵がいる」のは確かだ。私が日経新聞をよく読むのも外から知恵を拝借するためで、知恵が足りなければ足りなくても良いが、その代わりに「良く考える・考え続ける」事が大切と思う。けれどもこのコツを息子達や第三者へ伝授するのはとても難しい。「考えなさい!考え続けよ」と教えたとしても、人は先ず何を考えてよいか分からないものだ。


つづく

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