第四百三十九:泰子さんの話(336) トランプ関税
第四百三十九:泰子さんの話(336) トランプ関税
米国でトランプ大統領が就任して以来、最近ではトランプ関税のニュースの無い日は無い。関税の上げ率が想定外だとか国難だという人もいる。確かにそうかもしれない。(トランプ大統領と側近以外の)世界中の誰もが驚天動地だろう。
トランプ関税についての個々の議論は専門家に任せて、私がコメントを言う立場にはない。ただ感じるのは、身長2mにも満たないいち個人が世界中の何億という人々を相手に混乱に陥れているーーーという離れ業を見て、世界最大の喜劇だという感じがする。
世界は狭くなったとも言えるし、アメリカは矢張り大きい国だとも言える。結果の良し悪しは別にして、喜劇に似た感触を抱くのは案外沢山居るのではないか?
前例が無い世界で初めての出来事だから、世界中がどのように今後「揺れ動くのか」ちょっとした興味的な気持ちがある。世界中の学者が予測しえなかった、一種の経済実験である。表面的に口で「大変だ!」といいながら、新しい経済理論を構築しようと考えている学者にとっては、生涯にまたとない研究の機会を与えられたのである。私が居抱くのと似た興味がある筈だ。
つづく




