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第四百三十一:泰子さんの話(328) 賃上げの条件(5)

第四百三十一:泰子さんの話(328) 賃上げの条件(5)


 既にお知らせしている通り、今年の春の定期昇給は無条件に「従来と同じ」システムで一律自動昇給を実施しました。が、来年度からの昇給は個々に「達成された先の生産性」について10段階評価を実施し、それによって昇給率を決める事とます。即ち:


・充分な「生産性向上」を行った人: (大企業並みの)定期昇給率x10点/10点、とする。

・不充分な(例えば3割程度の)提案しか出来なかった人: 定期昇給率x3/10

・何の提案も出来なかった人: 定期昇給率x(0~3)/10

・もし(実用新案など)破格な発明をした人は、10点以上を付ける場合もあります。


 改善や発明は個人でなくて共同でコラボで行っても構いません。極端な場合、全員で共同で発明や提案をしても構いません。或いは営業員の意見を参考に聞くのも悪くはないでしょう。質問があればお寄せ下さい。 以上の通り、管理部スタッフの皆さんに対して向こう一年の「ノルマ」として、本日からスタートします。


以上の通り社長通達


つづく

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