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第四百二十九:泰子さんの話(326) 賃上げの条件(3)

第四百二十九:泰子さんの話(326) 賃上げの条件(3)


 翻って管理部スタッフの場合ーーー、特別な評価はされずほぼ一律で無条件で昇給がなされ賞与も支給されて来ました。かと言って、残業は年間ゼロに近く業務も決して多忙という訳ではありません。良い意味でも悪い意味でも信賞必罰の営業員の評価に比べると、不公平と言えなくもありません。


 管理部の皆さんに「生産性」を上げて貰いたいと考えています。とはいえ、当社は製造工場ではないので製品を(今までよりも)10%数多く増産せよとは言えません。また無理して残業をせよと言うのも無意味です。生産性を上げるには皆さんが「知恵を出す」以外にありません。


 管理部の皆さんへ(日常の業務にオンをして)以下の仕事を「どれでも良い」から一つ、ノルマとして実行して貰いたいのです。目標期間は向こう一年間です:


①「当社で(商売として)新たに売れそうな」物を見つけて下さい。「当社で扱ったら儲かりそうな(ウチに無い)新商品」を市場で見つけて来て下さい。これが知恵を出す一つの方法です。


②新しい商品とは、具体的な物でなくても構いません。会社が過去に「レンタル事業を開始した」ように、新たに始めるサービス活動を思いつくのも一種の生産性の向上です。油圧レンチ以外のレンタル品を見つけてもよいでしょう。


③そうでなくても現行の日頃のシステムや業務への「改善提案やコスト削減の方法」であっても構いません。これも生産性を上げる方法です。

  

つづく

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