表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1432/1674

第四百二:泰子さんの話(299)  ひたむきに生きる人(4)

第四百二:泰子さんの話(299)  ひたむきに生きる人(4)


 泰子さんを好きだと言うと、私も同じ仲間かーーーと取られて人から警戒される時がある。が、私は泰子さんみたいに何かへ執着したり強く拘ったり生真面目過ぎたりはしない。むしろ正反対に不真面目タイプ人間だ。発想が豊かで柔軟性があると言って呉れたら嬉しいが。

   

 拘りが無さ過ぎる位で、無論粉ものも食べるし桃やミカンの皮も食べる。食べる前に水で洗わない時さえある。ゴキブリのふんはどんな味がするものかと思って、興味を持って一度試しになめてみたこともある位だ: 舌先がピリピリしたから、これは主食にはしたくないと思った。ある程度やってみないと、もっとやってみたいと思うかどうか自分でも判らないものだ。

 物を発明したりアイデアを思いついて会社を経営したりするのも、そんな「拘りの無い」性癖の延長だろうと考えている。


 とは言え、私も人から「少し変わっている」と、時々言われる。何かに強い「拘り」を持つからではなく、発想が自由過ぎる(時に突飛に見える)せいかと思う。そう思われても人に迷惑を掛ける事はないし、むしろ稀には魅力的と思われる事さえあるから不思議だ。ただ、私へ好意を寄せる人も実は少し変わっている人間なのかも知れない。となれば、私も発達障害の一つで別種なのだろう。


お仕舞い


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ