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神の使い
『…私が見える。あ、そっか私死んだんだ。ってかここどこ?』
『おはよう。ここはあの世だよ。』
『あの……世?…』
『そう、あの世』
祀の前に現れた男はニッコリと笑いながら言った。
『あなた誰?』
『私は白黒。神の使いとでも言っておこうか。』
『うん。あんたがクレイジーなのは分かった。で?何者?』
『え、だから、神の『嘘をつくのはやめなさい』
『えー、嘘じゃないのにー』
その言葉を、祀は無視して問いかけようとした。
『んで?『だって君は生きているとき、不思議な生き物たちが見えてただろう?』
祀はハッとした。
『ほらね。だから神の使いがいてもおかしくないだろう?』
白黒はニッコリと笑った。
『んで、その神の使い白黒サマが私に何の用?』
『そうだそうだ、さて本題に入ろうか』