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陰陽師って知ってる?

作者: りく

「陰陽師ねぇ・・・」


ボクの幼馴染はミステリーや不思議な物が大好きで、よくこういう話をする。


「あれでしょ? 平安時代だかに陰陽術を駆使してモノノケを退治していたっていう・・・」


本当に相変わらず偏った知識しかないのも幼馴染ならではである。


「陰陽師は悪魔祓い?ももちろん、占術や呪術、祭祀など今で言う神職に近いことも行っていたみたいだよ。」


「へぇ~、でその陰陽師がどうしたの?」


まったくもって話を聞いていなかったよう・・・


「だから、陰陽師を題材にした映画が土曜に公開になるから一緒に行こうって誘ってるんでしょ!!」


しばらくの沈黙の後、ポツリと言葉が漏れる。


「それってデートだよね・・・」


私は顔が真っ赤になるのを感じどうしていいかわからずうつむいてしまった。


「い、行ってあげてもいいよ・・・」


顔を上げて見ると、幼馴染も顔を赤くしていた。


「じゃ、じゃぁ今から図書館で陰陽師について調べに行こう」


ボクは何でこんな事を言っているのかわからなかったが、たぶん幼馴染ともっと一緒に居たかったんだろうと思う。


「ぅん」

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