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6話 ネサット君を眠らせろ大作戦

ネサット、種族テンジクネズミ、性別男。


彼はあまり眠らない。不眠症ではないけど。


「また笑い声が聞こえているよ。」


「ネサットのことか。アイツ俺達とは違って睡眠時間が1時間25分だもんな。」


「あいつの睡眠時間、4時間に引き延ばそうぜ。」


カルメンがダムレイ達に言った。


「確かに、泊りに来てから3日間。このままだと俺達もやばいよ。」


「寝不足は敵だ。」


ダムレイ達、6人は計画を練った。


「なぁ、ダムレイはどういう作戦で行く?」


「ネサット君を強制的に眠らせるのはかわいそうだからってカトリーナちゃん何持っているの?」


カトリーナは、分厚い本を持っていた。


「強制的に眠らせるなら私に任せて、アメリカの伊勢湾台風と言われた私だからできるのよ。」


「殺気がすごく怖いよ!」


「それに、怖いことを言わないで!」


ダムレイとラナニムとチャンチーとナルギスとグチョルは、背筋が凍りそうになった。


まだ此の五人は、青ざめた状態のままであった。


「ラナニム、何かいい方法は。」


「あれ?」


「どうしたの?」


「テレビの音がしない。」


「ホントだ。」


「笑い疲れて眠ったんじゃないのか。」


「そうだな。作戦考えなくてもよかった・・・」


「ふふふ、寝ているところ襲って・・・んーんー!」


「はいはい、良からぬことは考えないの。」


そのあと6人もぐっすりと寝た。

次回 7話伝説の台風「室戸台風」の巻。お楽しみに!

次回、ついに伝説の台風が登場。どんな展開になっていくか見ものです。

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