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チャプター1

僕の名前は高端是清(たかはしこれきよ)

歴史好きの父親に付けられた名前だ。なんでも彼がいたら太平洋戦争は起きていなかったらしい。僕には戦争を止めさせるくらいの人間になって欲しいと名付けたんだそうだ。


高校を出て就職したが。会社をやめてしまい、その日暮らしを続けている僕に、そんな、大それた事できるわけがない。


僕は戦争を止めさせるどころか、自分から会社をやめてしまったんだから。


中学の頃から、漱石という名前のやつと一緒に、名前負けブラザーズと言われ、いじめられてきた。

クラスでのいじめも回避できない僕が、戦争を回避できるわけないって。


こんな、どん底生活を送りながらも、なんとか就職して、3年間一人暮らしを送っていたけど、会社を辞めてから家賃が払えなくなって、実家に戻ってしまった。


ありがたいことに、僕の部屋はそのままだった。その快適な居心地にだらけてしまい。いつのまにか自宅警備員だ。多分、再就職もせずに、3年は自宅警備員を勤めていたと思う。

多分っていうのは、実は記憶が曖昧なんだ。


この頃から今に至る記憶が殆どない。


なんでこんな自分語りをしているのかって、それはここに自己紹介を告白って書かれた看板があるから。


あらためて周りを見回してみれば、薄っすらと靄がかかっていて、遠くを見ることは出来ない。

熱くも寒くもなくて、なんとなく歩いてきたら、大きな扉があって、その脇に自己紹介を告白って看板があったというわけだ。


さっきからなんだけど、誰に指示されたわけでもないのに、なんとなくした方がいい気が

ずっとしている。なんか不思議な気分。強制されているわけでもなく、いやいやでもない、むしろ積極的というか、やりたくてやっている。でも自分の意志ではない。そんな感じ。わかってくれるかな。


なんとなく目の前の大きな扉を見ていると、開き始めた。大きな扉なのに音もしない。スーッとスムーズに開いていく。


扉が開いて、向こう側が見えるが、ここまでの風景となにも変わらないようだ。

ここまでと同じように、霞が立ち込めているだけだ。

と、思ったら、50メートルほど向こうに人が立っている。

今気がついたけど、僕は近視でメガネをかけていたんだけど、メガネがなくなっている。

でも、50メートル先の人が見える。不思議なことに視力が回復している。


体も軽いし、タプタプだったお腹も気のせいかへこんだ気がする。

ちょっと軽い取りで、向こうにいる人に向かって歩いていく。


メガネ無しでこんなに見えるようになるなんて、嬉しすぎる。

視力悪くない人には、わかんないと思うけど。


その人は、なんだろう、ものすごく特徴的で、わかりやすい人だった。

誤解の無いように言えば、二丁目にいそうな人。

僕は二丁目に言ったことがないので、あくまでイメージでしかないんだけど。


その人は、なんだかとても、心が妙にざわつくような、甲高い声で話しかけてきた。

「高梁是清くん、24歳。だよね」

僕は神妙な顔でうなずいたが、ウィンクはやめてほしかった。

「君、もう死んでるから」

「はいっ?」

「だからあ、死んでるの。死んだんだってば」

なんだって?。僕が死んだ? どうして?

きっと僕の周りには? が一杯浮かんでいたと思う。

だってそうでしょ、いきなり死んでるって言われたら、誰でもそうなるよ。


「信じられない? お前はもう死んでいる」

急に変わった真面目な口調に、僕も真顔になるが、このセリフ、馬鹿にされているのではないだろうか。

「ちょっとぉ、ヒデブッて言ってよお」

絶対、馬鹿にされている。

大体、顔は髭面でおっさんなのに、ロングスカートの紫のワンピース着てるし。

喋り方もおネエ口調だ。二丁目って言ったこと、わかってもらえると思う。


「言わねえし」

馬鹿にされて、ムッとした僕はつぶやいた。


「怒ったぁ? いやだぁ怒らないでよぉ」

気安く僕の肩を叩いてきた。

スキンシップなのだろうが、僕は自分のテリトリーに入ってこられるのが、苦手だ。

パーソナルスペースには敏感だから、いきなり体を触られるのには抵抗がある。

しかし、今はそれよりも、この人の語尾を伸ばした喋り方の方が気になる。


「そうだ、ちょっと自分の服、見てみなさいよ。血で真っ赤でしょ。ズボンも破けてるし。やだぁ怖いぃ、ホラー? リアルスプラッタ?」

なんだろう、ものすごく嬉そうなんだけど。


自分の様子が気になって、僕は首を傾けて、自分の服を見てみる。確かに胸の部分が血に染まっているし、ズボンもありえないくらいに裂けている。


でも、おかしい。どこも痛くないし、腕や足を見ても、血は出てないし、かすり傷どころかかさぶただってない。

僕は身体中をさすってみる。

「でも、痛くないけど」

「君の怪我は私が治したんだからぁ。大変だったのよぉ。おまけに視力やメタボがちな、たるんだお腹、アレルギーなんかもまとめて治しといたわよ」

「ちょっと、お腹つまむのやめてくださいよ」

その人は、手を引っ込めながら”でも、つまめないくらい引っ込んでるから”と、ひとり言を言っている。

いや待って、いろいろおかしくない? だって死んでるんだよ。死んだ人の体質改善とか視力矯正とか意味あるの?


「うーん、頭が混乱する。ついてけないよ」

「そうかもしれないわね。だって大変なことが起きたんだからぁ、混乱してもしかたないわよぉ」

「まあ確かに死んだんだとしたら。大変なことだっただろけど」

あれっ? あまり驚いてない。不思議だけど、なんとなく受け入れてるかも。 ?はたくさんあるんだけど。


「あのー、すみません、あなたのことはなんと呼んだらいいですか。まつことか、いっことか?」

「どんだけ〜、それじゃあ、パクリになっちゃうじゃないぃ。えっとね、いろいろな呼ばれ方をしているんだけどぉ。みんなは、ミッツって呼んでるわよぉ」

「いやいやいや、それパクリでしょ」

「言うよね~。冗談よ。ザマンって呼ばれてるのよ」

その名前もどこかで聞いたことがある気がするけど、ややこしくなりそうなので、受け入れることにした。

しかし、ザマンって、センシティブすぎて突っ込めない。

「じゃあ、ザマンと呼ばせてもらっていいですか」

「しくよろ〜」

「ありがとうございます。で、ザマンさん、僕はどうやって死んだんですか」

「気になるよねぇ、だよねえ。じゃあ、教えちゃおうっか」

なんだろう、だんだん面倒くさくなってきた。

ため息つきそうなのを我慢していると、ザマンさんは、両手を前に差し出して、両方の人差し指で空中に大きく四角を描いた。

するとそこに、映像が流れ始めた。

画面サイズは60インチくらいだろうか。うちのリビングにあった液晶テレビと同じくらいの大きさだ。


映像の中で、僕が歩いている。土砂降りの中、傘もさしていない。かなり落ち込んでいるようだ。髪はぐっしょり濡れて、顔をつたって顎から雨が滴り落ちている。

周りの人は、僕が尋常じゃないとわかるのか、道を開けている。

まだ、僕の洋服には血がついていない。

見たことある風景な気がする。

小さい駅だけど、学校と大きな総合病院が近くにあって、そこそこ賑わっているはず。


夕方なんだろう、買い物かごを下げた人が多い。

僕は駅に向かって歩いている、線路が見えてきた。電車に乗るのかと思ったら、駅を通過して踏切に向かっていく。


こんなの僕の記憶にないぞ、僕は僕の知らない行動をしている。


踏切に近づくと、警報機が鳴り始めた。遮断機が降りようとする時に、踏切の中から猫の鳴き声が聞こえてきた。


子猫だ。子猫が線路に足をさはまれて動きが取れなくなっている。

警報音と線路から伝わる電車の振動でパニックになっているのだろう。体は前に進もうとするが足が引っかかって動けない。

助けにいけないのがもどかしい。

実家のマーブルを思い起こしてしまう。なんとか助けたい。


遮断器が降りきった時に、映像の中の僕がやっと子猫に気がついた。

やはりマーブルを思いだしただろう、映像の中の僕は躊躇なく飛び出し、踏切内に入っていく。

なぜかは分からないが、ここからスローモーションになった。


ザマンさんを見ると、浅くうなずいてくれた。


スローモーションで電車が迫ってくる。

映像の中の僕は猫の足の位置を変えて、抱えあげる。

もう電車は目の前だ。


また画面が切り替わった。

警笛を鳴らしながら電車が通り過ぎていく。

僕は? 子猫は? どうなったのだろう。

また画面が切り替わると、線路脇の草むらに子猫がいる。

子猫は自分の足をチョロリと舐めると、駆け出していった。

電車は急停車している。

ここで映像は終わった。

「どうだった? BGMはあえて入れなかったんだけどぉ、アングルはちょっと凝ったかも」


ザマンさんは、なんの感想を求めているのだろうか。

「どうって、で、僕はどうなってんですか」


「是清くんは電車に轢かれたんだよね。映像的にちょっとグロくて。自主規制させてもらったわ」


「自主規制、ですか」

「ほら、本人が見たら刺激が強すぎるしぃ、いろいろやばいのよぉ、コンプラ?」


自分が電車に轢かれてミンチになってるのなんか、見させられたら、それはグロなんてレベルじゃない。

まあいい、今は死んだ僕がなんでここにいて、ザマンさんと話しているかのほうが問題だ。


「まあ、僕がどうやって死んだかは、わかりました。最後に猫を助けるなんて、僕もいいことしたんですね」


「そうなのよぉ、それでぇ、是清くんはここにいるんだから」

ザマンさんは、また気安く僕の肩をバシバシ叩く。

パーソナルスペースを侵されるのは、もう気にもならない。


ザマンさんは、早口で喋り始める。

「君が助けたあの子猫ちゃんね、ここの大家の初孫だったんだのよぉ」

大家に初孫? ここは本当にどこなんだろう。僕はこれから天国に行くもんだと思ってたらなんか違うらしい。

「とにかく、ジュリアを助けたことで、ここにいるってわけなのぉ」

「ジュリア? ああ、あの子猫の名前ですね。そうかジュリアか。いい名前だ」

「ジュリアが是清をここに連れてきて欲しいって、お願いしてきたんだしぃ」

ザマンさんの話し方にもだいぶ慣れた。肩をポンポン叩くのもいい。だけど、なんでしゃべるたびに腰をくねくねさせて、シナを作るのだろう。


人助けでなく、猫助けで、一命を……、いやとりとめてはないのか。

「それでぇ、是清くんには生き返ってもらうことになったってわけ」

生き返る? もういちど現世で生きるってことでしょ。どうだろう、僕は考え込んでしまう。

あまりいい人生ではなかった気がするし、戻って生きていてもいいことなどあるのだろうか。

それよりも、このままここにいたほうが良い気もする。だってメガネいらないし、なんか体軽いし。


「あらっ? ちょっとぉ、もっと喜びなさいよ」

「うーん、なんか戻るメリットをあまり感じられなくて」

「そうなの? そう言えば、この前来た子もそんなこと言ってたわね。最近の子は難しいわぁ」

僕以外にもいるのか。そうだよな僕が初めてってわけでもないだろうし。でも今まで生きてきた世界に、死んで戻ってきた人がいるってわかるとやっぱり驚く。


「でも、このままってわけにもいかないのよぉ」

ザマンさんは顎に手を当てて少し思案して、言葉を続けた。

「じゃあ、こうしようかしら。是清くんの体は今のままで、近視も花粉症もメタボ気味な体から、おさらばした状態で現世に戻るっていうのはどうかしら?」

確かに魅力的な提案だ。それなら快適に過ごせそう。だけどそれだけでは好転はしても逆転とまではいかない。

「うーん、もう一押しですね。もうちょっとなにか欲しいです」

「そう? じゃあ背を少し高くしちゃおうっかぁ、175とか。どう?」

「180で。でもまだちょっと」

「是清ぉ、欲が深い〜。業が深いといろいろ面倒なことになるわよ」

「そうですかね、僕は欲がないって、言われて生きてきたんですけど」

「是清くんは、勘違いしてるわよ。欲がないとあきらめは、似てるけど全く違うのよ。君のはあきらめだったんだでしょ」

そうなのか、確かに僕はあきらめてきたのかもしれない。

努力すれば勝ち取れたはずの、英検2級、中学受験、学校の勉強、就活、全部もっと努力してたら、僕の人生はもっと変わってたかも知れない。

自分には欲がないって自分に言い聞かせてきただけで、ザマンさんの言う通り、それは全部あきらめだったんだろうか。


「もう、そんなに落ち込まないの。是清、これから人生やり直せるチャンスだしぃ」

「さっきも言いましたけど、これからやり直してもたがが知れてるんですよ。一流企業や国家公務員として働いているやつらには絶対に勝てないし」

「どんだけ〜。また、そうやってあきらめるぅ。どこまでも負け犬根性が染み付いているわね」

僕は、ぐっと唇を噛み締めた。

そのと通りだよ。僕は常に負け犬なんだ。保育園でもブランコはいつも一番最後だったし、給食のおかわりも貰えなかった。もう子供の頃から染み付いた負け犬根性は簡単には消せないよ。

「そんな、是清くんに、一発大逆転のスキルを授けようかしら。だからもう1回やり直してみなさい。しかもこのスキルは普通じゃ手に入らないんだからね。ジュリアからの、たっての願いなんだからさ」


なんだろう、ちょっと気になる。

「それって、どんなスキルなんですか?」

「それはね」

ザマンさんがニヤついて、焦らしてくる。すごい楽しそうな顔をしている。ドSなのか。

「えっとね、キスで世界制覇」

ザマンさんはドヤ顔で大声を出した。なんの必殺技なんだろうか。

「これはね、是清くんにキスされると、是清くんの言うことを聞かずにはいられなくなるスキルよ」

ザマンさんは、僕の耳元で囁いてきた。

「キス」

吐息とともに囁かれて、僕の産毛は全部逆だって、脇の下まで鳥肌が立った。

「うっ、うわー」

僕は思いっきり飛び退った。

「なっ、なんですか。急に」

僕は耳を力一杯擦った。耳にザマンさんの言葉がこびりついている。

「あらやだ、私の魅力に怖気づいたの? かわいい」


「気持ち悪かったんだですって、それよりキスで相手が思い通りになるって本当ですか」

ザマンさんは、”強がちゃってぇ”と、ニヤニヤしている。

「本当よ。人間じゃなくても生き物ならなんでも言う事聞いてくれるわよ。制限時間は24時間。24時間はあなたの言うこと何でも聞いてくれるんだからぁ」


すごいっ、これなら人生大逆転だ。キスすれば相手が自分の思い通りになるなんて。すごいスキルだ。チート級だ。

僕はこれなら生き返ってもいいかなと思い始めた。

だけど、気になることが一つある。これを解決しないと、元の世界に戻れない気がする。


「ザマンさん、そもそもなんで僕は雨の中を歩いてたんですか? しかも傘さしてなかったし」


ザマンさんは腕を組んで考え込んでいる。

「うーん、それはねえ、やっぱりだめぇ、教えられないわ」

「なんでですか、なんで隠すんですか」


「それはね、あーん、それも言えないのぉ。それ言ったら、教えるのと一緒だしぃ。とにかく、戻れってみればわかるわよ」

シナを作るザマンさんを見てたら、もう何も言えなくなってしまった。

というよりも、追求する気がしなくなった。


「そうですか」

僕は直近の記憶を失っていることと、雨の中を傘を差さずに歩いてたことがリンクしていることはわかった。それ以上は戻ってから調べるしかないらしい。


「わかりました。戻ります」

「そう、よかったわ。これで私の任務も終わりらしいね」

「えっ? ザマンさんはこのためだけに、ここに居たんですか」

「まぁ、そういうわけでもないけど。行きがかりじょうってやつなのよぉ。大家にも借りがあるしね」


「じゃあ、もう会えないってことなんですか」


「どんだけぇー、私に気があるのぉ? もうやだぁ、かわいい。私の魅力にイチコロってやつぅ?」


「違いますって」

僕は急いで手を横にふって、否定した。

「この先、なんかあった時に、話聞きたくなるかしれないじゃないですか」


「かわいい。素直じゃないのね」

ザマンさんが、抱きついてきた。


思ったよりいい匂いがするが、僕は思いっきり、腕を押して、ザマンさんをはねのけた。


「痛いじゃないの。照れちゃって、本当かわいいわね。まあ、また会えるわよ。いつかは分からないけどね」


短い間だけど、ザマンさんにはお世話になった。

もうメガネは必要ないし、背も伸びた、メタボだった体型のすらっとしたし、なによりキスで相手を思い通りにできるというチートスキルを手に入れたんだ。


「準備はいいわね。じゃあ元の世界に戻すわよ」

ザマンさんが真面目な顔になった。

僕も、背筋を伸ばす。

「よろしくお願いします」

ザマンさんがつま先立ちになり、バレリーナのように一回転した。

すると、僕の周りに竜巻ができたように、景色がぐるぐる回りだした。

その時、僕は大事なことに気が付いた。

「ザマンさん、僕どこに戻るんですか?」

ザマンさんの顔にやばっと書いてある。ように見えた。

「でたことまかせよ〜」

うわっーっ、地球じゃない可能性もあるのか?

渦巻きはドンドン強くなって、景色がぼやけ、ザマンさんが見えなくなった。

僕の体は空中に持ち上げられて、あっという間に空高く上がっていく。

空気が薄くなったのか意識が遠のく。

その中で、もっと大事なことに気が付いた。

「僕のコミュ力でどうやってキスまで持っていくんだよ。引きこもりで自宅警備員で会話したのだって、家族の中でも母さんだけなのにぃ」

僕はどこまでも高く持ち上げられ、意識を失ってしまった。

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