第37話 虜の次に
お待たせ致しましたー
簡単に神へのお祈りをしてから……おっきく口を開けてあーんって食べたら。
(ふわぁあ!!?)
幸せ。
その言葉しか出ないの!!
すっごく幸せ!!
甘くて甘くて。アイスが溶けたとこと、あんこがすっごく美味しい!!
パンがサクサクしてるから……食べやすくて、もっともっと美味しい!!
これ……皆が知ったら、絶対食べたいって言うわ!!
それを今……あたし達だけが。
すっごい贅沢!!
「皆どう?」
「「美味しい!!」」
「美味しいです!!」
サリー姉もミラクルも一緒だわ。
やっぱり……これって美味しいものなのね!!
「でしょう? つぶあんも美味しいけれど、こしあんもこんな感じなの。三人はどっちが好き?」
「「「ん〜〜……」」」
皆で悩んだ。
どっちも美味しいし。
どっちもそれぞれの良さがある。
だけど……あんドーナツにするなら。
あたしは……こしあんかなあ?
「はい! お母様!!」
「はい、リーシャ」
「あたしは、ドーナツに入れるならこしあんがいいわ!!」
「それもいいわね? 他の二人は?」
「んー……私はつぶあん」
「ぼ、僕は……こしあん」
「なるほど。ミアは?」
『こしあんでしゅ!』
と言うことは!
「あんドーナツの中身はこしあんに決定ね? 作り方は皆見ていたでしょう? 力仕事だから、そこはシェトラスさん達に頼みましょう」
「「「はい」」」
あたし達は生地作り。
それなら、ミアも居るし……大丈夫だわ。
これで、ウィンナーのパンとあんドーナツが差し入れの候補に決定!!
あんドーナツは今日は一度作ったから……今度はもう一回ウィンナーロール作り!!
生地がダメにならないように、いっぱい練習はしたんだけど。
「「むずかしい〜……」」
あたしとサリー姉はまた同じことになったの。ミラクルも、ちょっと変な形だけど……出来てはいた。
「大丈夫よ? 巻けるようになっているから、合格だわ」
って言うけど。
やっぱりお母様だから……綺麗にくるくる巻けていたわ!!
ちょっと悔しいけど……お母様は凄い人なんだもん。
パン作りを始めたばっかのあたし達じゃかないっこないわ……。
「わかったわ!!」
頑張って練習してたら、サリー姉が先にコツを掴んだようなの!!
綺麗で凸凹していないひもが!!
「はい、大丈夫。次は、綺麗にウィンナーに巻きつけることよ?」
「はい、おば様!」
だけど……そっちはうまくいかずに変な形になっていたわ。
「大丈夫大丈夫。生地が悪くなりそうだったら、私やシェトラスさんに渡してね?」
「……はい」
一個出来ても、次が出来るようではない。
魔法の授業でもあったことだわ。
あたしも頑張ろうと……強く転がしていたのを、ゆっくりにしてみたら。
ピンって引っ張る感じがなくなって……綺麗に細く伸びていった!! ちっちゃくもならない!?
次回は水曜日〜




