↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
197/200

第197話 神からの課題??

 テーブルの前に降りてくださったシア様だったから、すぐにお茶の準備をと動こうとすると。



『いいわ。すぐに私は戻らなくてはいけない。異なる世界の神が、祖父神の世界と行き来し過ぎるのはよくないの』



 だからか、魔法で出したらしい『本』を私に差し出してきた。中を開けてみると……今まで作ったパンとか料理のレシピがあったけど。


 空白のページがたっぷりあったわ。



『この先。あなたの子とかに異能は継ぐ可能性があるかもしれない。だからこそ、次の枯渇の悪食が起きても……それはそれで仕方がないかもしれない。人間たちの欲望に『枯渇』があることはないもの』



 反論したくても、無理だった。


 神のお言葉通り、人間の欲に際限はない。異能もスキルも継承したり、いきなり出るくらい……私の年齢でもわかるくらいだもの。



『……だから。あなたがこれからも、その本に綴って? 料理をすれば、その本に全て記憶される。それをあなたの子か弟子かに継がせて? 出来れば、永遠に』

「します! 絶対とは言い切れませんが、次代に繋げれるように……頑張ります!!」

「私も、皆もいっしょに!!」

『……ふふ。いい子ね?』



 お母様たちが繋いでくださったこの平和。


 何世代先も同じとは言い切れる自信はない。でも、難しくても繋いでいこうという気持ちは湧いてきたの。だって、私たちの未来にもそれが同じだと言えるんだもん。


 シア様は、ふんわり笑ってから姿を消し……私たちの手にはレシピの本がきちんと残っていた。



「サリー姉、まずお母様のところに行こう」

「そうね。公爵様や陛下にはそれからね?」



 長い長い、課題であって仕事となるのは王家かその縁戚が引き継ぐか。


 どちらにしても、国単位の問題じゃないから……よく話し合わなきゃね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。