第132話 気分でタラモサラダパン
お待たせ致しましたー
今日はどんなパンを作ろうかな?
レシピの本とにらめっこしながら、あたしはその日ベッドの上にミアとごろんってなってた。
マナーレッスンとか、お勉強は終わっているから今は自由時間。
お母様のように、たっくさんパンが作れるようになりたいから、お料理は大事よ? ただ、どれを作ろうか悩み中。
基本のパンっていうのは、お母様がおっしゃるにはだいぶ作っちゃったみたいなの。そこから、アレンジを加えてもっと美味しくするのも大事だって。
お母様は、そのアレンジにとロティを経由してレシピ本に色々増やしてくださった。
どれも美味しそうだけど、作るのが大変そうだわ。
だから、すっごく悩んじゃうの!
「ミア〜。何がいいと思う?」
『みゅ! ご主人様の好きでいいと思うでしゅ』
「それが困ってるの……」
『みゅ〜……じゃあ、甘いパンかそーざいパンだと?』
「! その時の気分ね! う〜ん……」
お菓子は食べた。
じゃあ、惣菜パン?
お昼ご飯はお菓子の前に食べたから、あんまり空いていない。けど、気分としてはそっちが食べたい。
とくれば! とページをめくりまくって決めたのをシェトラスたちに見せに行くことにしたわ!!
「ほう? たらこのポテトサラダを入れたパンですか?」
「気分的にこれ作りたいの! 今ってタラコある?」
お魚の卵だけど、プチプチしていて美味しい食材。
パスタもいいけど、パンも好きなの!
これを使って、めんたいこってちょっと辛いのもあったけど……気分的に辛くない方がいいのよね!!
「ありますぞ。ちょうど、めんたいこに仕込もうとしていたものですが」
「ちょっとでいいから、分けて」
「構いませんよ」
『俺っちも手伝うでやんすよ』
「ありがとう」
レイバルスがじゃがいもをゆでている間に、あたしはミアと生地を作って。発酵させている時は、シェトラスにたらこの使い方を教わったわ。
「少し臭いがありますが、食材と合わせることでまろやかになります。今回は外の薄皮を取りますよ」
「取らないのもあるの?」
「おにぎりとかはですね。焼いたものですと、皮はつけておきます」
「へー?」
料理って、本当に色々あるのね!
皮を取って、中身をスプーンで取って器に入れる。レイバルスの準備が出来たら、じゃがいもを冷却で冷まして……潰したら、たらことマヨネーズや調味料を入れていく。
ちょっとピンクのポテトサラダが出来たら、生地にこれを包んでいくわよ!!
あんぱんの時のような固さだから……多分大丈夫だと思う。
生地を伸ばして、ポテトサラダを少し入れてあとはきゅっと綴じていく。
漏れないように気をつけて、鉄板の上に並べて……また発酵させたら焼く。
焼く時に、ちょっと切り込みをつけてそこにマヨネーズを少し乗せるのもポイントですって。
お母様は本当になんでも知っていらっしゃるのね? レシピを見ないでも作れるんだもの。
次回は金曜日〜




