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第119話 全快からのニュース

お待たせ致しましたー

 だるさなし。


 咳無し。


 頭痛いのもなし!


 風邪は治ったわ!!


 治ったのはいいんだけど……ビックなニュースが起きてたの!


 幼馴染み全員がお見舞いに来てくれた時に、みんなが教えてくれたのよ!?



「え!? サリー姉とミラクルが婚約!?」



 ほんの数日の間に、急展開よ!


 いっつもオドオドしていたミラクルがしゃっきりしていて、サリー姉の手をぎゅっと握ってた。サリー姉は顔を真っ赤にしながら、ミラクルの肩に寄りかかっていたわ。いつものサリー姉とは思えないくらい可愛い女の子になってた。



「俺が二人に知らせたあとにね。ミラクルが頑張ったんだ」


「そ……う」


「うん。僕がんばったよ」


「へぇー」



 これで幼馴染みがそれぞれ婚約に至ったって……すごいことだわ。


 婚約式は、せっかくだから一緒にしようとお父様にお願いしに行くことにしたんだけど。



「両方一緒か。構わないが、招待状を少し増やさなくてはな」



 お父様はあっさり頷いてくださった。ミラクルたちのことを知ってたのかしら? マックス様は勘が鋭いから知っていそうだわ。教えていてもおかしくはない。



「小父様、いいんですか?」


「前例がないわけではないからな。それくらいの手間は大したことではない」


「ありがとうございます!」



 ミラクルがはっきりした声で、お礼を言うのに全員びっくりしたわ。マックス様のように女の人のような話し方はしないけど、あの元気さはそっくりだった。


 これからもっと自信を持てれば、きっと立派な男の人になると思う。それはいいことね。



「あたしがお母様と美味しいご馳走作るね!」


「え、ほんと!?」


「大変でしょう?」


「せっかくだから、俺も手伝うよ」


「……メイン全員が作るのか。それもお前たちらしいな」


「「「「わーい!!」」」」



 だって、一緒に作って一緒に食べるのがあたしたちだもん! これでいいのだわ!


 お父様への報告が終わったら、今度はお母様に報告しに行ったの。



「あら、皆おめでとう。それと手伝ってくれるのね? カレーパンの仕込みだけじゃ足りないから、いっぱい作らなきゃ」


「「「「カレーパン!?」」」」


「ただのカレーパンじゃないわよ? チーズと半熟卵入りのカレーパン。他にもあなたたちの大好きなものを一緒に作りましょう!」


「「「「はーい」」」」



 美味しいものをたくさん作るために、まずはレシピ帳とにらめっこしたの。テーブルの上に開いて、四人でこれがいいあれがダメと話し合い……決めたのは、パンもだけど他のご馳走も作ろうとなった!



「フライドポテト?」


「チキンだって! これ食べたい!」


「ピザ……いいな」


「あ、いいわね! あたしも食べたい!!」



 わいわい騒ぐあたしたちを、お母様はディオスと一緒に微笑みながら見てくれていた。


 大きくなって、本当に結婚したあたしたちのその時はこんな状況かはわかんないけど……今はいいの。


 楽しいから!!


次回は月曜日〜

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