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第10話 食べてから

お待たせ致しましたー

 まず、卵。


 食パンは……持ったら、ふわふわ。


 卵はマヨネーズとかのいい匂い。


 迷わず……あたしは、食べようと口を開けた。


 口に入れたら、半分くらいなくなったんだけど。



「おいひい!!」



 お母様のとおんなじくらいかは、わかんないけど。


 ふわふわしっとり。


 卵ともよく合って……もぐもぐと食べれちゃう!!


 最初に作った、もちゃもちゃしたパンじゃないわ!!


 食べて食べて……すぐになくなっちゃったけど。次を手に取ろうとしたら。



「美味しー!!」


「……おい、し」


「美味しいわよん! リーシャ!」



 みんなにも喜んでもらえたみたい!!


 やったわ!!



「……本当だな」


「美味しいわ、リーシャ」



 お父様やお母様にも喜んでいただけたわ!!


 お父様……食べるの早いけど!?



「うむうむ!! チャロナと遜色ないくらいの美味しさなんだぞ!! これは……父上にも一度持って行った方がいいねぇ?」


「お祖父様に?」


「あと、爺やにアーネストとか」


「わーい!!」



 おじじ様にも食べてもらえるんだ!!


 嬉しいわ!!


 次に食べたツナマヨも美味しくて、ハムとチーズのもお皿に乗せておくと。


 あたしの前に、またステータスが出てきた!!



【『ふわふわ卵サンド』

『マイルドツナサンド』

『しっとりハムチーズサンド』



 ・食事=各20pt



 レベル2まであと40ptです



 】




 あとちょっとでレベルアップだわ!!



「リーシャ? またステータス見えたの?」



 サリー姉はもぐもぐしながら聞いてきたけど、いつもの食べ方だから気にしない。



「うん! あと40でレベルアップだって!!」


「へー!」


「あら、リーシャ? ステータスまで一緒なの?」


「お母様も?」


「私は見えるかしら?」



 ディオスをお父様に渡して、こっちに来てくださったけど……やっぱり見えなかったそうだわ。



『みにゅ! ご主人様だけの異能(ギフト)でしゅ!』


「じゃあ……私とロティのと似てて違うのね?」


『みにゅ!』


「ロティ? 枯渇の悪食とは関係ない?」


『大丈夫でふよ!』



 お勉強で習った……お母様達が消した、『枯渇の悪食』。


 それが……異能に関係してるかも?


 けど、ロティが違うって言ってくれたから、ほっと出来たわ。



「チーちゃぁん? 単純な異能かもしんないわよん?」



 マックス様は、相変わらず食べる量多いよ!!


 まだシェトラスが残してくれているけど、お祖父様達にも持っていくんだから!!



「……そうだといいけど」


「あの食いしん坊神様連中が、あんたの選択を受け入れてくれたんだから。大丈夫よ? 自分達の子供まで出来たんだし」


「……そうね」



 お母様……大変だったのかな?


 でも……世界の救世主って言われているらしいから、そうだったかも!


 あたしは、そんなお母様の娘だから。


 もっともっと……パン作りでお手伝いしたい!!



「あたし! もっと頑張る!!」


「リーシャ?」


「もっと美味しいパン作る!!」


「よく言った、リーシャ!! 孤児院への差し入れ再開してもいい出来なんだぞ!!」


「お兄さん!?」



 それ、すごいこと……だよね?


 あたしで、いいのかな?

次回はまた明日〜

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